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商品説明
野遊びのむかしのひとを語らざる 地下道に海鳴りを聞く紙マスク 茅花流し山羊の乳煮る娘の見えて 餅匂う防ぎようのないけだるさ 寝物語に犀の生き死に無月なり 第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
茅花流し山羊の乳煮る娘の見えて
連句と俳句に親しんでいたのである。そして、
付合いの手法を一句の句作りにも活用して、
独特な俳句の世界を築いてもいたのだ。
金子兜太
◆自選一〇句
春の夜の水音よみ人しらずかな
囀りや緑の眼眠る柩
白牡丹うつらうつらとうまい噓
寝物語に犀の生き死に無月なり
紅葉かつ散る大航海時代かな
馬肥ゆる大津絵の鬼どんぐり目
熊撃たる日曜の僕のベッド
ふぐ刺しの震えのように君寄り来
お降りや短篇集に恋の小屋
なまはげの三人でゆく一列【商品解説】
目次
- 序・金子兜太
- Ⅰ
- よみ人しらず 17
- うまい噓 21
- 湖の木片 25
- 短篇集 29
- 明日香浄御原宮 33
- 鳥類学者 37
著者紹介
日高 玲
- 略歴
- 1951年12月 東京生まれ
1973年ごろ 「東京義仲寺連句会」にて連句に親しむ
1996年 東明雅主宰「猫蓑連句会」入会
2003年 退会
2003年9月 「海程」入会
2007年 「海程」新人賞受賞
現在 「海程」同人
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