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商品説明
猫の子の手応へのなき首根つこ 風に遅れて揺れそろふ稲穂かな 灯の入りて影もふつくら吊し雛 『狩』平成15年8月号〜平成29年5月号の入選句の中から333句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
箱庭に加へて富士の名ひとつ
富士山で拾って来た石か。その小石を富士に見立てて、箱庭に加えたのだろう。
いずれも物を見る角度が個性的で発見があり、俳句は詩であることが示されている。
(帯より・鷹羽狩行)
◆梅田ひろし抄出
梅探る古墳の奥にまた古墳
声で身を奮ひ立たせて揚雲雀
藤房を揺らして重くなりし風
咲き盛るものを閉ぢ込め花氷
覇者敗者汗の手しかと握りあふ
緑蔭に展げ新居の設計図
いわし雲母なき里の遠くなり
落日を背負ひて帰る花野かな
歪むもの一本もなし崖氷柱
太梁のやうな一の字筆始【商品解説】
目次
- 序句・鷹羽狩行
- 鑑賞七句・鷹羽狩行
- 初つばめ 平成十五年~平成十八年 9
- 覇者敗者 平成十九年~平成二十一年 35
- 盆の月 平成二十二年~平成二十三年 61
- 藪柑子 平成二十四年~平成二十五年 91
- 初座敷 平成二十六年~平成二十七年 123
- 日永 平成二十八年~平成二十九年 159
著者紹介
高橋 裕子
- 略歴
- 昭和18年 埼玉県生まれ
昭和41年 埼玉大学教育学部卒業
平成15年 「狩」入会
平成22年 「狩」同人
俳人協会会員
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