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商品説明
鳥雲に敢へて問はざる胸のうち 勝独楽をねぎらふごとく拭ひけり 妻留守の米磨ぐ水も温みけり 昭和61年から平成29年までの338句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
風なきにどこかが揺れて糸ざくら
枝垂桜の枝々のしなやかさをずばりととらえて余すところがない。
「三虎」の俳号は、このように硬軟合わせ持つ著者の作風を象徴しているかのようである。
(帯より・鷹羽狩行)
◆八染藍子抄出
風なきにどこかが揺れて糸ざくら
都をどりみやこ育ちの妻に蹤き
音のなき楽といふべし螢沢
変幻の尽きぬ螢の星座かな
白毫の光失せざり五月闇
しまうまの縞のあざやか夏木立
風に立ち汝も花野の花となる
丹の塔をそびらに松は色変へず
雪折れの木々の裂け口よりのこゑ
シャガールの空へ優遊夢はじめ【商品解説】
目次
- 序句・鷹羽狩行
- 鑑賞一句・鷹羽狩行
- 花野 昭和六十一年~平成八年 9
- 牡丹の芽 平成九年~平成十一年 35
- 螢 平成十二年~平成十四年 57
- 初鶏 平成十五年~平成十六年 83
- 向日葵 平成十七年~平成十八年 105
- 雲の峯 平成十九年~平成二十年 127
- 雛の舟 平成二十一年~平成二十三年 145
著者紹介
大隅 三虎
- 略歴
- 昭和9年岡山市生
昭和32年 同志社大学卒業
昭和61年9月 「狩」入会
平成7年4月 「廻廊」入会
平成9年6月 鷹羽狩行先生のご命名で俳号を日飛人
改め三虎とする
平成10年 第2回華表賞受賞
「廻廊」同人
平成11年 「狩」同人
平成14年 第7回朝座屋賞受賞
平成21年 第14回朝座屋賞受賞
平成29年 第11回おのみち俳句まつり大賞受賞
俳人協会会員
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