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商品説明
門松を立てて留守番をらぬ家 読み返しては読み飛ばし春の宵 豆腐屋の喇叭泣きさう梅雨曇 泥水に浸かり猪上機嫌 1997年から2016年までの作品を収録した第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
転がつて踏みとどまつて芋の露
逃水の挑発一歩踏み出さん
教師として、また一人の女性として
日常に流されることなく踏んばることの大切さ――。
いまや京佳さんの掌中の玉となりつつある俳句ワールドにおいてこそ、
思い切った前進があるはずだ。
やがてはっきりと一筋の道が展けて来るに相違いない。
(帯より・行方克巳)
◆行方克巳抄出十句
学校の梅雨の廊下の粘土の香
踏んづけてこじ開けにけり栗の毬
微笑みつマスクの中に毒づきぬ
白墨の残りし指に胼薬
ぎくしやくとラジオ体操チューリップ
ゴールデンウィーク窓拭き床磨き
雀の子知りたがりやの首傾げ
片翼に気流を押さへ冬鴎
転がつて踏みとどまつて芋の露
逃水の挑発一歩踏み出さん【商品解説】
目次
- 序・西村和子
- 歌がるた 一九九七年~二〇〇五年 19
- 言の葉 二〇〇六年~二〇〇九年 53
- 卒業歌 二〇一〇年~二〇一一年 91
- 黒板 二〇一二年~二〇一三年 125
- 質問 二〇一四年~二〇一六年 163
- あとがき
- 著者略歴
著者紹介
小倉 京佳
- 略歴
- 1959年 静岡県生まれ
1982年 東京女子大学文理学部日本文学科卒業
1983年 早稲田大学国語国文学専攻科修了
1999年 「知音」入会
2012年 「知音」同人
俳人協会会員
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