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商品説明
江ノ電は昼寝の部屋の横をゆく 今日処暑の草の上吹く海の風 草刈の音の先々蝶沈む 来る人のなくて坂あり笹子鳴く 犬は居り玉葱吊つて留守の家 平成18年から平成30年3月までの作品を年代順に収めた第2句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第二句集
消ゆる雲ありながら湧く冬の雲
港近くの高階に住み、いつも空と海を眺めている……。
(著者)
◆自選十二句より
黒揚羽黒くよぎりぬにはたづみ
虚子の忌や休むことなく海うごき
おくつきは洞然としてさくら散る
著莪咲いて仏事の靴の黒びかり
これほどの嵐にしづか紅椿
虫の死を確かめ合うてこどもの日
江ノ電は昼寝の部屋の横をゆく
しやれかうべめく雨の日の白あぢさゐ
高く泳ぎ低く泳ぎて金魚かな
秋の蜂花びら軽く蹴つてとぶ【商品解説】
目次
- Ⅰ 5
- Ⅱ 47
- Ⅲ 91
- Ⅳ 139
- あとがき
著者紹介
小堀 紀子
- 略歴
- 1940年 福島県生まれ
1990年 「沖」入会
1995年 「沖」同人
2000年 「天頂」同人
2002年 第4回俳句朝日賞受賞
「沖」「天頂」を経て、
現在「晨」同人
2006年 句集『夏木立』刊行
俳人協会会員
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