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商品説明
富士越えて影落とす雲小正月 花筏どれも一縷の紅を刷く 杖もまた父戻る日を待つ晩夏 三森鉄治の第６句集。遺句集「山稜」のほか、季語別全句と初句索引、略年譜を収録。俳人・三森鉄治の全貌を知ることができる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第六句集＋季語別全句集
またの世も師を追ふ秋の螢かな
甲斐の山々への讃仰、師への敬愛に充ちて。
2015年の秋に56歳にて急逝した三森鉄治の第六句集。
遺句集『山稜』のほか、季語別全句と初句索引、略年譜を収録。
俳人・三森鉄治の全貌を知ることのできる一冊。
◆三森鉄治さんは、俳壇的な栄誉や権威を求めることなく、常に真摯に俳句に向き合ってきた。一度句座をともにすれば、人間的な魅力に誰もが惹きつけられた。その早すぎる死は、仲間にとって大きな痛手であるだけでなく、俳句の世界にとっても、埋められない損失だった。このような形で鉄治さんの句業がまとめられ、その全貌に触れることができるのは、誠に意義深いことであると思う。（舘野豊）【商品解説】
目次
- 平成二十三年 5
- 平成二十四年 25
- 平成二十五年 53
- 平成二十六年 81
- 平成二十七年 115
- 補 遺 137
- 兄のこと 赤星美佐 149
- あとがきに代えて 舘野 豊 152
- 年 譜 156
- 季語別全句 161
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