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商品説明
南瓜たち顔をつくりて会話する ちょっとだけ踏みだそうかと四月馬鹿 新ジャガや惑星たちは多彩です 雪解けて足をならしているネズミ 風邪引きのネズミの盗む風邪薬 第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集シリーズ/I
一匹のネズミを肩に雪女
白戸麻奈にとって、俳句は決して身から離せない詩形である。そのことを充分に理解しているからこそ、白戸麻奈は、命あるもの全てに愛情を注ぎ、真面目に俳句と向き合っているのである。
(序・山崎十生)
◆自選十句
曇天に大地切るよう大根切る
ダリア咲き明日を白紙に戻したる
紅葉踏む少年山中で吠える
冬日和カラカラ乾いた乳母車
切なげに夜の冷蔵庫光りける
ヒリヒリとするほど綺麗サクランボ
かまきりは魔女が私にくれたもの
スパークし聖書で爪とぐ子猫かな
少年の裸のような滝だった
放哉のさびしさ一面に露【商品解説】
目次
- 序・山﨑十生
- 第一章 ユングとブランチ 8
- 第二章 フロイトと夕食 24
- 第三章 東京(バビロン)のネズミ達 44
- あとがき
- 著者略歴
著者紹介
白戸 麻奈
- 略歴
- 1969年東京生れ
2012年「紫」入会
2014年 「紫」同人
現代俳句協会会員
2017年紫賞新鋭賞受賞
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