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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/09/04
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:21cm/68p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-1100-2
紙の本
体温 石戸菜々花句集 (第一句集シリーズ)
著者 石戸 菜々花 (著)
空腹の体春日のとほりけり 向日葵の折りたたまれてゐる蕾 手折らぬも手折るも寂し野紺菊 二次会の熱燗組の席はここ 平成22年から30年までの句を収めた第1句集。【「TRC ...
体温 石戸菜々花句集 (第一句集シリーズ)
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商品説明
空腹の体春日のとほりけり 向日葵の折りたたまれてゐる蕾 手折らぬも手折るも寂し野紺菊 二次会の熱燗組の席はここ 平成22年から30年までの句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集シリーズ/I
かたかたと椅子の傾ぎて氷店
鋭い五感を働かせた対象把握は印象的で実感を伴って伝わって来る。なんでもないような皮膚感覚が菜々花さんにかかれば、心のどこかを揺り起こすような一句となるのだ。
(序より・山田佳乃)
◆自選十句
サイダーの泡の数ほど嘘をつき
猫じやらし住むかもしれぬ町歩く
ほんものは斯うわらふのよ雪女
くちびるを鶯餅にうばはるる
花衣たたみ終はつてから泣かむ
香水をまとひ八割方無敵
サングラス外せば海の若返る
寒木に抱きつけば象の手触り
徳利の首より冷むる春の果
体温をうつさぬやうに桃を剥く【商品解説】
目次
- 序・山田佳乃
- Ⅰ サイダーの泡(平成二十二年~二十四年) 7
- Ⅱ まやかしの色(平成二十五年~二十六年) 19
- Ⅲ 徳利の首(平成二十七年) 32
- Ⅳ 手袋の指(平成二十八年) 43
- Ⅴ 木下闇(平成二十九年~三十年) 52
- あとがき
- 著者略歴
著者紹介
石戸 菜々花
- 略歴
- 昭和42年生れ
平成22年より「円虹」投句
山田佳乃に師事
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