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商品説明
ふるさとは弁慶蟹のゐる処 雨蛙鳴いて甘雨とならしめよ 菜の花の月夜はひとを恋ふるなり 酒添へて豆名月となりしかな 平成15〜26年の作品を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
遁走の蜥蜴に重き尻尾あり
詠むべき対象である蜥蜴と作者とが重なって、ひとつになる。そこに強い魅力が生まれている。正博俳句は縄文を強く指向している。それがたしかな手応えと新しみを生み出しているのだ。
(帯・小澤實)
◆小澤實十句抄
ふるさとは弁慶蟹のゐる処
老猟夫天地和合の謡かな
晩秋の諏訪は暑しよ宮崎より
のんのんと蛭は泳ぎぬ雨の午後
大概の男は阿房冷酒酌む
青き海より太刀魚を引き抜けり
毛虫焼く焔ぽぽぽと青ませて
新緑のまづたぶの木を頼りとす
蝮打ち殺して午後を何もせず
酒好きの風邪拗らせてしまひけり【商品解説】
著者紹介
川口 正博
- 略歴
- 昭和24年1月8日 宮崎市に生れる
平成12年 俳句を始める
平成15年 「椎の実」入会
平成21年 「澤」入会
平成22年 宮崎県民俳句大会最優秀作家賞
平成24年 宮崎日日新聞俳壇賞
平成25年 椎の実作家賞
平成28年 椎の実季羊賞
現在 澤同人 椎の実同人 俳人協会会員
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