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商品説明
【蛇笏賞(第53回)】かざぐるま泣きたくなれば廻るらし 午後といふ心折れどき冬景色 夜学子に雨はひたすら降るばかり メガフォンは何かを叫び春立ちし 反骨魂をもって俳諧に生きる著者の第10句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第十句集
敗戦の年に案山子は立つてゐたか
戦争体験の一証言者として
老境に安んじることなく
反骨魂をもって俳諧に生きる著者の
渾身の新句集。
◆自選十五句より
鳥雲にヒトはめげずに希望抱く
夏草と引込線の睦みゐて
見下しても見下しても蟻穴に入る
父とつくりし防空壕よ八月よ
芒山一本づつが傷だらけ
戦中や兵擲たれゐし芒原
地下街に売られし芒自暴自棄
遠くなる老のまなざし白甚平
軍神の生家朽ちゐて草いきれ
達観は嘘だと思ふ新生姜【商品解説】
著者紹介
大牧広
- 略歴
- 昭和六年東京生れ。昭和四十七年「『沖』新人賞」受賞。昭和五十八年「『沖』賞」受賞。平成元年「港」創刊主宰。
平成十七年 「俳句界特別賞」を森澄雄氏と共に受賞。平成二十一年第六十四回「現代俳句協会賞」受賞。平成二十七年句集『正眼』により第三十回「詩歌文学館賞」受賞。第四回「与謝蕪村賞」受賞。第三回「俳句四季特別賞」受賞。平成二十八年第十五回「山本健吉賞」受賞。平成三十年『俳句・その地平』により「文學の森特別賞」受賞。
句集『父寂び』『某日』『午後』『昭和一桁』『風の突堤』『冬の駅』『大森海岸』『正眼』『地平』
エッセイ集『いのちうれしき』『俳句・その地平』『自句自解Ⅱベスト100大牧広』他 多数
現代俳句協会名誉会員 国際俳句交流協会会員 日本ペンクラブ会員 日本文藝家協会会員
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