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商品説明
梅の実を落として夜風ありにけり 還暦の冬至南瓜と思ひけり 回覧に新しき名やふきのたう 枇杷咲けり今日何日と妻の聞く 382句を収録した第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
篤実という言葉が鳥海さんほど似合う人を他に知らない。
南に海ある町や忘霜
「南に海ある町」とは鳥海さんの暮らす小田原のことだ。鳥海さんと私が師事した藤田湘子の生まれ育った町でもある。昔から避寒地として知られる小田原に、ある朝遅霜が降りた。忘霜の季語を配してこそ、「南に海ある町」が生きてくる。
(序より・小川軽舟)
◆小川軽舟選
噴水を集合場所に決めて散る
朝顔や藍の作務衣の新しき
水馬なんにもなくて杭ひとつ
南に海ある町や忘霜
虻とべり尾崎一雄の表札に
波高く父の日の沖暮れにけり
余震またあり魚屋の蜆桶
大寺の筍飯に忌を修す
石蓴搔く戦艦大和沈みし日
雲の峰戦死の兄の葉書燃す【商品解説】
著者紹介
鳥海 壮六
- 略歴
- 昭和7年11月13日生
昭和62年 「鷹」俳句会入会、主宰藤田湘子に師事
平成8年 「鷹」同人
平成17年 湘子逝去により主宰小川軽舟に師事
現在「鷹」同人・俳人協会会員
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