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商品説明
他所事のやうな還暦冬銀河 遊ぶにも天性あらむ揚雲雀 賽銭の音の乾きや暮早し 少し生き過ぎしとふ母石蕗の花 引く時機を決むるは難し寒海鼠 2007年から2021年までに詠んだ俳句の中から350句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
水戸つぽ気質ときに現れ青あらし
塙さんの人生の生き方の在り様を述べた句であるが、その時々の瞬間を大切しながらも何事にも真摯に取り組んでいこうと姿勢がうかがえる
水戸つぽの思い込んだらそれをとことん貫き通す一本気な性格なのである。
(序より・能村研三)
◆自選十句
菜の花やレール曲がりて海に落つ
性格は少年のまま木の実独楽
いつよりと言へぬ晩年さるすべり
青ぶだう旧約聖書のインディア紙
家系図のはじめは分家蝌蚪の紐
菜の花の明るき朝や母覚めず
さりげなく来てさりげなく二月去る
忽然と消えし給油所麦の秋
その中に非正規労働蟻の列
人流とふ賢しら言葉卯波立つ【商品解説】
著者紹介
塙 誠一郎
- 略歴
- 1941年(昭和16年) 東京 本郷生まれ
大手損害保険会社に勤務
2001年(平成13年) 作句開始
2006年(平成18年) 「沖」入会 能村研三に師事
2015年(平成27年) 「沖」潮鳴集同人
2021年(令和3 年) 「沖」蒼茫集同人
俳人協会会員
国際俳句交流協会会員
千葉県俳句作家協会会員
市川市俳句協会幹事
沖同人会副会長
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