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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/12/23
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:20cm/228p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-1502-4
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
カシオペア 向瀬美音句集
著者 向瀬美音 (著)
美しき星を探して春立つ日 寒戻る世界史をまた読み返し 並びたる銀輪滑る刈田道 大ぶりの真珠のピアス初句会 これまでに作った句を季節順に編纂した第2句集。【「TRC MAR...
カシオペア 向瀬美音句集
カシオペア
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商品説明
美しき星を探して春立つ日 寒戻る世界史をまた読み返し 並びたる銀輪滑る刈田道 大ぶりの真珠のピアス初句会 これまでに作った句を季節順に編纂した第2句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第二句集
香水を一滴をんな取り戻す
美音さんの句はかなり大胆な試みのもとにあることがわかる。
いままでの美音さんの句全体を見渡してみると必ずしも試みが成功しているとは言えないものもあるのだが、そうした不成功を怖れないところが美音さんの特徴とも言える。
むしろ、ここからまた何か新しいものが生まれるのではないかという期待が生じてくるのである。
序より・大輪靖宏
◆自選十二句
連山を統べ大阿蘇の野火走る
この先は獣道かや山桜
荷風忌やソーヌゆつくり蛇行して
ときめきは晩年に来よ桃の花
国境は青き海なりつばくらめ
もう少しで星を摑めるハンモック
美しき刻を重ねて滴りぬ
あるがまま溺れてみたき芒かな
十六夜のしづかに潮の引きにけり
アサギマダラ色なき風に抗はず
家系図に一人加ふる春隣
初夢や手には届かぬ北極星【商品解説】
著者紹介
向瀬美音
- 略歴
- 1960年 東京生まれ。上智大学外国語学部卒業。
2013年頃から作句を始め、大輪靖宏、山西雅子、櫂未知子各先生から俳句の指導を受ける。
2019年 第一句集『詩の欠片』上梓。
2020年 『国際歳時記 春』刊行。
2022年 『国際俳句歳時記 冬・新年』刊行。
現在、「俳句コラム」主宰。俳句大学機関誌「HAIKU」[Vol.1世界の俳人55人が集うアンソロジー][Vol.5 世界の俳人150人が集うアンソロジー][Vol.6 世界の俳人90人が集うアンソロジー]の編集長兼発行人。
日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員、日本伝統俳句協会会員、俳人協会会員、国際俳句交流協会会員、フランス語圏俳句協会AFH会員、上智句会所属、「舞」会員、「群青」購読会員。
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