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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2014/02/20
- 出版社: 新曜社
- サイズ:22cm/388p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7885-1369-3
- 国内送料無料
紙の本
ジャパニーズ・アメリカ 移民文学・出版文化・収容所
著者 日比 嘉高 (著)
日本で生まれたり日本で教育を受けたりした人々が、米国において日本語で書いた文学作品とはどのようなものなのか。日本書店、写真花嫁、収容所図書館の話題なども織り交ぜながら、移...
ジャパニーズ・アメリカ 移民文学・出版文化・収容所
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商品説明
日本で生まれたり日本で教育を受けたりした人々が、米国において日本語で書いた文学作品とはどのようなものなのか。日本書店、写真花嫁、収容所図書館の話題なども織り交ぜながら、移民と文学の歴史を掘り起こす。【「TRC MARC」の商品解説】
国境を越えて生きるとはどういう体験か?
明治初期から始まったアメリカへの移民は、黄禍論の影響もあり、一九二四年の排日移民法で全面禁止されました。そして日米開戦とともに、日系人は「敵」として強制収容所に入れられました。そのような苦難のなかでも人々は書物、文学を手放すことはありませんでした。むしろ文学が生きるよすがだったのかもしれません。漱石『猫』のパロディ本、有島『或る女のグリンプス』と写真花嫁の話、アメリカ西海岸で活躍した翁久允やハワイ出身の二世作家・中島直人など、今では忘れられた日系移民の文学を掘り起こし、アメリカで刊行された日本語の新聞・雑誌、日本人町に花開いた五車堂などの書店文化の盛況にも言及します。「日系アメリカ移民」という日本とアメリカの文化の狭間で生き、歴史のうねりに引き裂かれた人たちの経験と苦悩を、文学と出版をとおして描出する気鋭の力作です。著者は名古屋大学准教授。【商品解説】
著者紹介
日比 嘉高
- 略歴
- 〈日比嘉高〉1972年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科准教授。専攻は日本近現代文学、日系移民文学、出版文化論など。著書に「〈自己表象〉の文学史」などがある。
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