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商品説明
1940〜50年代の大映の企業活動を中心として、日本映画の社会経済的実態の特徴的局面を解明する。戦後映画の「黄金期」を、産業として企業経営史の観点からたどり、従来の作品論とは全く異なった新しい風景を拓く。【「TRC MARC」の商品解説】
映画は製作会社、特に制作者・監督・俳優などが作るものと考えられがちだが、配給会社、映画館、観客など多くの人々が関わっている。戦後映画の「黄金期」を、産業として企業経営史の観点からたどり、従来の作品論とは全く異なった新しい風景を拓く。
*前著『文化と闘争――東宝争議1946-1948』では、戦車まで出動した東宝の大労働争議を実証的に跡づけた。
*製作・配給・興行の各部門から構成される映画という産業の戦後黄金期の実態に、社会経済史的な側面から迫る。【商品解説】
目次
- 第1章 映画臨戦体制の確立と大映の創立
- 1 大映の創立
- 2 大映創立後の映画業界
- 3 戦争末期の映画産業
- 4 戦後への展望
- 第2章 占領下の映画産業と大映の企業経営
- 1 戦後直後期の大映
- 2 戦後復興期の大映
- 3 「日本映画の危機」
- 小括
著者紹介
井上 雅雄
- 略歴
- 〈井上雅雄〉1945〜2019年。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。立教大学名誉教授。著書に「日本の労働者自主管理」「社会変容と労働」「文化と闘争」など。
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紙の本
日本映画黄金期の経営は?
2023/04/03 13:13
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒澤明、溝口健二、成瀬巳喜男、小津安二郎と世界的に評価の高かった日本映画、じゃあ、企業経営的にはどうだったんだということに関してはあまり誰も論じてくれていなかったように思えるので愉しく読めた、あと5社協定のことなんかも詳しく語られている