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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2020/10/19
- 出版社: フロネーシス桜蔭社
- サイズ:22cm/69p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-8021-3198-8
紙の本
ぼくのとうさんわたしのおかあちゃん
著者 さくら 文葉 (作)
ぼくのとうさんは、市の清掃のしごとをしています。台風の日も雪の日も、カラスにつつかれてちらばったゴミも、残さず集めます−。親の仕事をモチーフに、実際の子どもの詩に着想を得...
ぼくのとうさんわたしのおかあちゃん
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商品説明
ぼくのとうさんは、市の清掃のしごとをしています。台風の日も雪の日も、カラスにつつかれてちらばったゴミも、残さず集めます−。親の仕事をモチーフに、実際の子どもの詩に着想を得た2つの物語を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
『ぼくのとうさん』『わたしのおかあちゃん』は、それぞれ独立した作品です。
両作品とも、親のしごとをモチーフに、実際の子どもの詩に着想を得て、物語にしました。
「ぼくのとうさん」のしごとは、市の清掃車でのしごとです。
暑かったり、くさかったり、ときには残飯の水しぶきを浴びたりすることもあって、決して容易なものではありません。
そんなとうさんのしごとをバカにされた主人公(3年生)のこころの葛藤、またバカにしてしまった友人のこころの痛みと成長を「はたらくこと」の意義と尊さをとおして描きます。
「わたしのおかあちゃん」は、居酒屋で働きながら二人の子どもを育てています。
明るく元気なおかあちゃんですが、主人公(4年生)の女の子は、母親の働くことの苦労も理解しています。
ある日、平穏な三人の生活のなかに、居酒屋の店長さんが登場します。
他人を受け入れることへの不安と苛立ち、故人である父親への想いを家族の絆、社会とのつながり、将来への希望をとおして描きます。
ささやかだけど、お互いを思いやる日常のひとこまを描いた二つの作品は、わらいとなみだのなかに、「とうさん」と「おかあちゃん」への限りないエールであふれています。
同時に、「はたらくこと」や「しごと」を意識することで、「未来の自分」や「社会の一員としての自分」、
また人々とのつながりについて、考えるきっかけにもなると思います。
*社名のフロネーシスとは、古代ギリシアの哲学者、アリストテレスのことばで、
毎日の生活のなかで、善悪を分別し、状況に応じた適切な判断ができる実践的な知恵のことです。【商品解説】
著者紹介
さくら 文葉
- 略歴
- 〈さくら文葉〉1961年生まれ。青山学院大学卒業。教科書会社勤務を経て、フロネーシス桜蔭社を設立。著書に「王さまのスプーンになったおたまじゃくし」など。
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人への思いやり
2020/10/27 10:48
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投稿者:ピーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
汚れたゴミ収集車や古びた飲食店にたずさわる人たちも、みな一生懸命に生活している人たちだと、あらためて実感しました。普段からそういった人たちに対して、外見から無意識に見下していたような自分に反省させられます。この人たちがいなければ、私たちは身近なところで生活に困るということを、子供のころから気が付いていれば、いじめや妬みといった感情は湧かないはずです。ひかる君、がんばれ!