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- カテゴリ：一般
- 発売日：2020/03/25
- 出版社： 田畑書店
- サイズ：２１ｃｍ／１７２ｐ
- 利用対象：一般
- ISBN：978-4-8038-0372-3
紙の本
老百姓、再び！ （田畑ブックレット）
著者 手代木 公助 （著）
１９８０年代半ば、「新中国」への思いを断ち切れず、定年を待たずに高校教師を退いて中国に渡った著者。老百姓との交流の中で、大事にしたものとは…。中国体験を綴ったエッセイと、...
老百姓、再び！ （田畑ブックレット）
税込
1,650
円
15pt
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商品説明
１９８０年代半ば、「新中国」への思いを断ち切れず、定年を待たずに高校教師を退いて中国に渡った著者。老百姓との交流の中で、大事にしたものとは…。中国体験を綴ったエッセイと、晩年に綴った回想録などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
1980年代半ば、若き日の「新中国」への思いを断ち切れずにいた著者は、三人の子供がひとり立ちすると、定年を待たず高校教師を退いて中国に渡った。それから５年間、広州、北京を遊歴し、北京では6.４天安門事件前後の1 年半、天安門近くの四合院で老百姓（中国語で庶民の意）とともに暮らした。当時北京に滞在する外国人はすでに少なくなかったが、著者の暮らしは彼らが望むようなものではなく、たとえ望んでも容易にかなうものではなかった。こうした老百姓との交流の中で、著者が何よりも大事にしたのは、彼らと人間同士の友情を温めることだった。
本書前半は、著者がこうした中国体験を通じて綴ったエッセイを収録。後半は、晩年「ボケ」の進行との格闘の中で、軍国主義教育下での中国との出会いや自らの人間形成を回想した文章を収録する。【商品解説】
目次
- <span style="color: #000000;">序 </span>
- <span style="color: #000000;"><strong>老百姓、再び！</strong></span>
- <span style="color: #000000;">中国文化の矛盾──漢字のこと</span>
- <span style="color: #000000;">「牀前、月光明らかなり」</span>
- <span style="color: #000000;">二年ぶりの北京──鍵</span>
- <span style="color: #000000;">京劇のこと</span>
- <span style="color: #000000;">六・四天安門事件</span>
- <span style="color: #000000;">南京虐殺記念館で</span>
- <span style="color: #000000;">張学良の「兵諌」</span>
著者紹介
手代木 公助
- 略歴
- 手代木公助（てしろぎ こうすけ）
1931年、福島県喜多方市に生まれる。55年、東京大学文学部卒業。58 年、東京大学人文科学研究科修士課程修了。58年から59年まで、近代中国研究委員会研究員（日中関係史）59年から86年まで、私立、公立の高校に勤務。86年から91年まで、広州、北京に遊歴。この間、広州外国語学院、華南師範大学、北方工業大学等に勤務。94年から2010年まで、日中友好協会理事を務める。2015年、死去。
主な著書・論文に、『胡同の片隅から』（1992年）清水書院）、『北京の老百姓』（1996 年、田畑書店）、「戊戌より庚子に至る革命派と変法派の交渉」（1966年、東京大学出版会『近代中国研究』第七輯）。訳書に、袁枚『子不語』〈全五冊〉（2008～2010年 平凡社東洋文庫）がある。
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