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商品説明
夏休み、おじいちゃんとスイスへ旅行に行った香奈子と俊太。アルプスの登山鉄道、ユングフラウ鉄道をはじめ、国境を越えて走る鉄道、街の中で活躍する鉄道など、スイス鉄道の旅を描く。折り込み地図等あり。【「TRC MARC」の商品解説】
スイスの鉄道はきょうも大活躍。山をこえ、谷をわたって走ります。つぎつぎとあわられる、ループ線、アーチ橋、トンネル。アルプスの山々の急勾配だってのぼります。自動車をたくさんつんだ長い列車とすれちがったり、鉄道でしか行くことのできない町や村があったり……。雄大な車窓をたのしみながら、スイスの鉄道のユニークなかつやくぶりを紹介します。【商品解説】
著者紹介
宮脇俊三
- 略歴
- 〈宮脇俊三〉1926〜2003年。埼玉県生まれ。東京大学西洋史学科卒業。出版社勤務を経て、作家活動に入る。日本ノンフィクション賞、泉鏡花賞を受賞。著書に「時刻表2万キロ」など。
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紙の本
大人にも読みごたえ充分な鉄道絵本
2018/09/06 19:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Buchi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「時刻表2万キロ』などの作品で鉄道紀行文や鉄道ファンの地位を高めてくれた鉄道ファンの神様みたいな宮脇さんが文を担当した科学絵本。絵は元国鉄マンの黒岩さんが描いています。
マッターホルンやモンテローザを眺めに鉄道でしか行けない町ツェルマットを一度訪れたことがあり、当時を思い出し少し興奮しながら読みました。
環境保全のために車よりも鉄道を優先させた施策をとるスイスは、日本やアメリカとはだいぶ異なる鉄道事情であることが覗えて興味深いです。
スイスの産業や歴史などにも少し触れられていて大人でも読み応えがあります。
紙の本
これは間違いなく鉄道オタクの旅、です。
2002/06/22 19:50
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pin太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おじいさんが孫をスイスに連れて行く」という形式なのですが、このおじいさんがただもう鉄道に乗るだけ、のすさまじい「鉄道オタク」旅です。まあタイトルがそうですから文句をいえませんし、わたくし自身「鉄っちゃん」(=鉄道オタク)を志しておりますので、そういった方にはたいへん参考になります。スイス航空(かつてはいいフライトでしたが、先日倒産しました。けど営業は続いています)でチューリッヒ入り(このフライト乗ったことあります)して、そこからはもう鉄道に乗っては引返してまた乗る、の繰り返し。最初にわざわざバーゼルに行くところから気合が入っています。バーゼルは名所旧跡目的ではなく、独仏スイスのバーゼル3駅踏破のためです(あ、物語ではフランスへは入っていないかな。けどスイス駅とフランス駅はつながってますから)。超定番のユングフラウヨッホは当然として、シンプロントンネル(イタリア側にくぐったらすぐに引き返すところが泣かせる)、マッターホルン、「氷河特急」にも乗っちゃいます。「スイス鉄道の旅、初心者コース」というところでしょうか。駅や周囲の風景は「絵」です(写真がベースでしょうが)。ホテルや名所旧跡には一切触れられていません。見かけによらず、本当に、「鉄道オタク」向けの一冊、といえるのではないでしょうか。