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- カテゴリ：幼児 小学生
- 発売日：2009/02/13
- 出版社： 福音館書店
- サイズ：２２ｃｍ／１２６ｐ
- 利用対象：幼児 小学生
- ISBN：978-4-8340-2408-1
紙の本
特急おべんとう号 （福音館創作童話シリーズ）
さあ、いよいよお弁当のご飯やおかずたちによる世界初のマラソン大会が始まります。てんやわんやの大混乱のなかで見事にゴールしたのはだれでしょう？奇想天外なマラソン大会を描く「...
特急おべんとう号 （福音館創作童話シリーズ）
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商品説明
さあ、いよいよお弁当のご飯やおかずたちによる世界初のマラソン大会が始まります。てんやわんやの大混乱のなかで見事にゴールしたのはだれでしょう？奇想天外なマラソン大会を描く「全日本おべんとうマラソン」を皮切りに、３つのゆかいなお話で構成された創作童話集。【「BOOK」データベースの商品解説】
かたくり川の河川敷で開催された「全日本おべんとうマラソン」。おべんとうのごはんやおかずが、スタートの号砲とともにいっせいにとびだして…。日本の独特な食文化のひとつ、おべんとうを題材にした創作童話３編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
三つのお話からなる創作童話で、全頁にカラーの絵がついています。日本の独特な食文化のひとつ、おべんとうを題材にした作品です。「全日本おべんとうマラソン」では、世界ではじめてのおべんとうのご飯やおかずさんたちによるマラソンが描かれています。「ねこ大災難」では、金魚をとって食べようとしたねこが、巨大な生き物に追われて災難がはじまります。「特急おべんとう号」では、おべんとうのおかずさんたちは遠足にいきますが、草原でどうやっておべんとうを食べるのでしょう。【商品解説】
収録作品一覧
| 全日本おべんとうマラソン | ４−５１ | |
|---|---|---|
| ねこ大災難 | ５２−９３ | |
| 特急おべんとう号 | ９４−１２６ |
著者紹介
岡田 よしたか
- 略歴
- 〈岡田よしたか〉１９５６年大阪府生まれ。愛知県立芸術大学油画科卒業。１０年間大阪市の無認可共同保育所で働きながら、個展、グループ展を重ねる。創作童話に「おーいペンギンさーん」がある。
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書店員レビュー
全ページカラーで、絵本のような…
ジュンク堂書店藤沢店さん
全ページカラーで、絵本のような感覚で読めてしまう読み物です。
登場するのは、お弁当のおかず達（ちらほらお弁当と関係ないのもいますが…）や
腹ペコ野良猫などなど、かなりユニークです。
お話も３つに分かれた、いわゆる“連作短編集”なので、
おやすみ前の読み聞かせにも、朝読にも最適です。
藤沢店 児童書担当
紙の本
作者は、ボケもつっこみも知り尽くしているのか？！とにかく、おかしなナンセンス童話。
2010/04/25 13:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
おべんとうのおかずたちが、マラソンをしたら…？ これって、まんざいのネタになるんじゃない？ というぐらい笑えるお話。ひとりで読むのもいいけど、読み聞かせで、みんなで笑うのもとても楽しい！ もちろん、絵本ではないからサイズとしては小さいけど、さし絵が大きくてはっきりとして見やすいので、読み聞かせでも大丈夫！
１話目が「全日本おべんとうマラソン」。河川敷で、おべんとうのおかずやごはんたちによるマラソンのスタートがきられた。焼き魚同士のあつい闘い、ベタベタして走るのに不利ななっとう、たまご三兄弟（ゆでたまご、卵焼き、目玉焼き）で速いのは誰か、スパゲティ、糸こんにゃくのからみあいなどなど、混沌としているうちに、タイヤキ、まんじゅうなどおやつの参戦もあり…。
実況中継風におはなしはすすむが、そのナンセンスぶりが本当におもしろい！ 絵と内容がぴったりだと思ったら、絵も文も同じ作者。なるほどねぇ～。しかも、大阪出身。やっぱり！つっこみどころを知りつくしている感じだ。
２話目が、１話で出てきた、マラソンのじゃまをするネコが主人公のとぼけたお話。３話目が、１話のおべんとうたちが、遠足にでかけるお話「特急おべんとう号」。
子どもの笑いのツボを押さえているので、思わず「あ～、おもしろかった！」と言うことまちがいなしの本だ。
紙の本
楽しくておもしろい、食べ物たち
2015/11/06 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「全日本おべんとうマラソン」「ねこ大災難」「特急おべんとう号」の３編が収録されている。おべんとうのおかずたちが主人公の２編が、断然おもしろい。特に、マラソンの話。それぞれのおかずが走る必死ながらも滑稽な様子の中継が笑える。五目まめがバラバラになりかけたり、めん同士がからまってしまったりと、次々奇抜な展開が起こるのも魅力だし、食べ物たちが大阪弁でぽんぽんとやりとりする様子も楽しい。最後にトップになるのは誰か？ゴール直前にも思いがけないことがあり、目が離せない。
特急の話は、マラソンのごほうび回で、ほのぼのした雰囲気。猫の話は食べ物たちの話ほどおもしろくはないが、猫の顔がおもしろい。
