「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:小学生
- 発売日:2010/01/29
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:26cm/39p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-8340-2488-3
紙の本
春の妖精たち スプリング・エフェメラル (たくさんのふしぎ傑作集)
著者 奥山 多恵子 (文・絵)
雪どけを待ちかねたように姿を現し、次々と淡い色の花を咲かせる「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」。その植物のなかまたちを美しいイラストで紹介します。【「TRC ...
春の妖精たち スプリング・エフェメラル (たくさんのふしぎ傑作集)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:21,450円(195pt)
- 発送可能日:購入できません
- 税込価格:15,730円(143pt)
- 発送可能日:購入できません
- 税込価格:15,730円(143pt)
- 発送可能日:購入できません
- 税込価格:15,730円(143pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
雪どけを待ちかねたように姿を現し、次々と淡い色の花を咲かせる「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」。その植物のなかまたちを美しいイラストで紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】
まだ吹く風が肌に冷たい初春、落葉樹林の林床でひっそりと美しい花を咲かせ、林の木々が葉をしげらせ、林床に光が届かなくなるとその姿をまったく消してしまう野草があります。スプリング・エフェメラル(春のはかない命、の意)と呼ばれるこの野草たちは、なぜこの時期に花咲かせ、短期間に姿を消すのでしょう?【商品解説】
著者紹介
奥山 多恵子
- 略歴
- 〈奥山多恵子〉1951年秋田県生まれ。青山学院大学文学部卒業。絵本に「ふるいけおんがくかい」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
地面の上でも下でも生きている。
2012/03/17 16:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
落ち葉の間、まだ雪が残っているかもしれない早春の地表に芽を出し花をつけ、木の芽が芽吹き始めると姿を消す「春の妖精」、スプリング・エフェメラル。
表紙に描かれているようなこれらの植物の、一年を通しての変化を紹介する絵本です。やさしさのある本格的な植物画になった春の妖精たち。ページをめくれば、それぞれの名前もわかります。土の中の根っ子の部分まで描かれていますので「掘っちゃったの?可哀想。」と思うかもしれません。そう思う気持ちも大事です。
でも、一年のほんの短い時間しか地表に葉や花をつけないこれらの生き物を知るには、地中の姿を知ることも必要。地表の四季の変化と一緒に、土の中が何枚も描かれています。ちっちゃな種や球根が、すこしずつ大きくなり、根を伸ばす。花をつけられるまで数年かけて育つ根もある。そして冬の終りには、スタートラインに並ぶように地表近くに芽を準備して春を待っている。
地表の季節の変化とともに、地面の中でも変化している。地面の上でも下でも生きているんですね。植物の話でしたが、何年も地中にいるセミの幼虫や冬眠する動物、水の中の生き物などなど、さまざまなところの生き物を思い出させてくれました。
福音館書店の絵本、「たくさんのふしぎ傑作集」のひとつです。まわりにはまだまだ、きづいて欲しいと「たくさんのふしぎ」が待っているのだと思います。