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紙の本
明智光秀 (史料で読む戦国史)
歴史の大舞台に立った謎多き戦国武将・明智光秀の実像に迫る。光秀の発給文書を徹底調査・収集し、年代・真偽をできるかぎり確定。その翻刻を収録するとともに、検討過程で芽生えた問...
明智光秀 (史料で読む戦国史)
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商品説明
歴史の大舞台に立った謎多き戦国武将・明智光秀の実像に迫る。光秀の発給文書を徹底調査・収集し、年代・真偽をできるかぎり確定。その翻刻を収録するとともに、検討過程で芽生えた問題を追究する。【「TRC MARC」の商品解説】
足利義昭から信長へと主君を替え、信長の勢力拡大に大きく貢献しながら、本能寺の変で信長を殺害。秀吉との戦いに敗れた「山崎の戦い」など、数多くの歴史上の大舞台に立ちながらも、出自や経歴などは杳として知れず、謎に包まれた戦国武将・明智光秀。その生涯を、史料に基づいて徹底検証する。
【本書の特長】
●光秀の発給した文書174通を収集・翻刻。さらに、原文書の写真約30点を併載。光秀の行動や性格、心情を知る上で、まず最初に手に取るべき基本文献。
●偽文書かどうか、あるいは年次比定はいつか。論争のあった文書を花押や書札礼など多方面から徹底考証。
●収集史料の細部まで検証した、研究者による最新の書き下ろし論考・コラムを収録(立花京子氏の論考のみ再録)。モノとしての史料の在り方を見つめ直し、周縁人物に注目することで光秀の姿を浮かび上がらせる。
●近年話題となった石谷家文書から「本能寺の変」研究の新たな可能性も示唆。
●収集史料の信憑性を十分に検討し、新たな光秀像を提示。もっとも有名、かつもっとも謎多き戦国武将の実像に迫る。【商品解説】
目次
- 総 論―明智光秀の生涯―(藤田達生)
- ◆第Ⅰ部 史料編
- 明智光秀文書集成
- ◆第Ⅱ部 論考編
- 明智光秀花押の経年変化と光秀文書の年次比定(立花京子)
- 明智光秀の書札礼(小久保嘉紀)
- 〔コラム〕岐阜県の明智光秀(小久保嘉紀)
- 戦国政治と足利将軍(山田康弘)
収録作品一覧
総論 | 藤田達生 著 | 1−25 |
---|---|---|
明智光秀文書集成 | 29−151 | |
明智光秀花押の経年変化と光秀文書の年次比定 | 立花京子 著 | 155−190 |
著者紹介
藤田 達生
- 略歴
- 藤田達生(ふじたたつお)
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新史料「石谷家文書」を活用
2016/01/23 22:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:北芸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年発見された「石谷家文書」を活用した論文が収録されている。いち早く「石谷家文書」を本格的に検討した重要な書籍だが、編者の論文は「石谷家文書」をそれまでの自説にこじつけた感が否めない。今後の議論が期待される。