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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/07/09
- 出版社: 論創社
- サイズ:20cm/216p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8460-1939-6
紙の本
「核廃絶」をどう実現するか 被爆地・長崎から日本と世界へ送るメッセージ
核廃絶へ向け、被爆地や運動体が具体案を示し、政府に政策転換を迫る力を持つことを提言し続けた土山秀夫の晩年のことばを収録。一人ひとりが核と核兵器の問題を歴史や国際政治の背景...
「核廃絶」をどう実現するか 被爆地・長崎から日本と世界へ送るメッセージ
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商品説明
核廃絶へ向け、被爆地や運動体が具体案を示し、政府に政策転換を迫る力を持つことを提言し続けた土山秀夫の晩年のことばを収録。一人ひとりが核と核兵器の問題を歴史や国際政治の背景も含め考えるための一書。【「TRC MARC」の商品解説】
一貫して被爆地の立場から核廃絶を訴え続け、核廃絶運動のリーダーとして活動をしてきた土山秀夫(元長崎大学学長)晩年のことばを収録。なぜ被爆国である日本が核兵器禁止条約に批准しないのかの疑問にこたえ、長期安倍政権の核兵器政策を鋭く批判する。【商品解説】
目次
- 核廃絶へ進む人へのエール……中村桂子(長崎大学核兵器廃絶研究センター〈RECNA〉准教授)
- Ⅰ 誰が真の専門家たり得るのか〈2010−2012〉
- ●2010
- ・核兵器保有国をどう説得するか
- ● 2011
- ・ 警察官か自警団員か/・民主党は非核の原点を忘れるな/・呼び覚まされた記憶
- ・今こそ再処理工場の断念を/・誰が真の専門家たり得るのか/・IAEAは傍観者でいいのか
- ・ 反省なき社説を批判する/・被爆当夜に何が起こったのか
- ● 2012
- ・ 果てしなき米ロの応酬/・悪しきシナリオに踊らされるな/・国連への公開質問状
著者紹介
土山秀夫
- 略歴
- 〈土山秀夫〉1925〜2017年。長崎市生まれ。長崎医科大学(現長崎大学医学部)卒業。医学博士。医師。平和活動家。長崎大学名誉教授。長崎市名誉市民。著書に「核廃絶への道」など。
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土山さんの言葉を噛みしめる
2023/05/26 16:41
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
被爆者であり医師であり、長崎の反核運動を率いてきた土山秀夫さんが、2010~2017年、さまざまな新聞や雑誌など媒体に残してきた文章をまとめたもの。講演録も。
「核廃絶に向かうには、理論と感性の両輪が必要」。
「あなた方が核兵器を保有し、また保有しようとすることは恥ずべき人道に対する犯罪の加担者となることだ」
このような、被爆者としての情と学者としての理を併せ持ち、発言を続けてきた方々がどんどん少なくなる。中村桂子さんがはじめに素晴らしい文章を添えられているが、残された世代が、土山さんの言葉を受け止め、受け継ぐしかない。