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商品説明
幼くして安倍晴明の弟子となり卓抜な能力を身に着けた香子=紫式部。親政の回復と荘園整理を目指し、4人の娘を4代の天皇の中宮とし、皇子を天皇に据えて権勢を極める藤原道長と繰り広げられる宿縁の確執を描く長篇小説。【「TRC MARC」の商品解説】
『源氏物語』に託された宿望!
幼くして安倍晴明の弟子となり卓抜な能力を身に着けた香子=紫式部。皇后彰子と呼応して親政の回復と荘園整理を目指し、四人の娘を四代の天皇の中宮とし皇子を天皇に据えて権勢を極める藤原道長と繰り広げられる宿縁の確執。
書き下ろし長篇小説。
2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』関連本!【商品解説】
目次
- 第一章 不可思議な未来が展ける
- 第二章 源氏の物語を書き始める
- 第三章 彰子入内と怨霊との対決
- 第四章 天満宮上空に北辰が輝く
- 第五章 皇子の誕生と望月の和歌
- 終章 帝の夢を女院が引き継ぐ
著者紹介
三田 誠広
- 略歴
- 〈三田誠広〉大阪生まれ。早稲田大学文学部卒業。「僕って何」で芥川賞受賞。ほかの著書に「いちご同盟」「鹿の王」など。
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紙の本
霊能を持つ紫式部
2023/09/01 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紫式部が晴明の弟子となり霊能を有する、という奇想天外な始まりでしたが、才気はあるが女であるために社会的地位を持てず、たとえ公卿の娘でも政権の道具にされる女性が摂関政治に挑む展開で面白かった。
『源氏物語』を書いた意味、それを正しく受け止めた帝と、帝の意思を実行する后たち。
男たちが権力闘争に汲々とする姿を横目に朝廷の未来の姿を見据えた女たちの強かさが子気味いい読み心地でした。