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商品説明
君は鳥になっても信号待ちをする枇杷の実ほどの自信を抱いて 不可逆的な喪失を扱いつつ、常に平らな心で、よく通る大きめの声のような強い文体で詠む。おかしみから孤独感まで、多様な内容を味わうことのできる歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
【放物線をながめるように】
見わたすと、この世は明るくておもしろい。
たとえ何かをあきらめるときであっても。
(東直子)
【5首】
つめたさのない夏なんてあるものか さよならの著作権はぼくのだ
国境を解かれた陸の果てに舞う百年のちの手旗信号
君は鳥になっても信号待ちをする枇杷の実ほどの自信を抱いて
間違えた靴のままゆく舗装路が海になっても終わらない夢
ローム層にしずかな記憶抱く街で八万台の複写機光る【商品解説】
著者紹介
小野田 光
- 略歴
- 〈小野田光〉1974年東京都生まれ。「かばん」会員。「ホッケーと和紙」で第64回角川短歌賞佳作。フォトグラファーとして、主に人物肖像、スポーツ写真などを撮影。
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