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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/11/09
- 出版社: さくら舎
- サイズ:19cm/188p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86581-221-3
紙の本
ねこもかぞく ほんのり俳句コミック
じんわり、ほっこり。家族の暮らしを詠んだ88句と愛らしいねこたち! 家族を詠んだ句に、やさしい解説とマンガを添える。さくら舎ホームページでの連載を加筆・訂正し再構成。【「...
ねこもかぞく ほんのり俳句コミック
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商品説明
じんわり、ほっこり。家族の暮らしを詠んだ88句と愛らしいねこたち! 家族を詠んだ句に、やさしい解説とマンガを添える。さくら舎ホームページでの連載を加筆・訂正し再構成。【「TRC MARC」の商品解説】
可愛い哀歓!ねこと家族の情景!
大泣きの赤ちゃん、子どものままごと、親子の磯遊び、あうんの呼吸の夫婦、あたらしく迎える仔猫、おばあちゃんとおじいちゃん……家族のさまざまな情景を詠んだ88の俳句をかわいいコミックと解説で紹介!アルバムをめくるように愛らしいねこたちが案内する家族の情景!【商品解説】
著者紹介
堀本 裕樹
- 略歴
- 〈堀本裕樹〉1974年和歌山県生まれ。俳句結社「蒼海」主宰。二松學舍大学等の非常勤講師。句集に「熊野曼陀羅」など。
〈ねこまき〉夫婦ユニットによるイラストレーター。著書に「ねことじいちゃん」シリーズなど。
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紙の本
俳句もここではおもちゃみたい
2020/02/19 16:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の著者堀本祐樹さんは1974年生まれの気鋭の俳人だ。
「NHK俳句」の選者でもあるし、芥川賞作家又吉直樹さんと『芸人と俳人』という共著を出したり、若い読者に向けた『俳句の図書室』という本も書いている。
この本では「ほんのり俳句コミック」とあるように、見開きのページの半分、この本でいえば右のページが堀本さんが選んだ俳句とその俳句から浮かんだエッセイやショートストーリー、左のページに夫婦ユニットであるイラストレーター「ねこまき」さんが描く漫画が載っている。
俳句と漫画、ましてや猫の漫画という組み合わせのユニークなこと。
でも、こういう組み合わせが俳句の面白さを若い読者にまで広げる活動になるのだと思う。
しかも、この本の中で堀本さんが選んだ俳句のテーマが「家族」。
「朝ざくら家族の数の卵割り」(片山由美子)といったようにはっきりと家族を詠み込んだ句もあれば、「海を向くベンチの上の雪だるま」(松尾隆信)といった句のように一見家族と関係なさそうな句もある。
ただこの句の場合もそうだが、堀本さんは「よくよく読んでみると、家族の姿が浮かんでくる句」を採り上げたそうだ。
そして、これらの句に付けられた堀本さんの文章が面白い。
真面目な解説なような文もあるが、採用句に関係したショートコントが傑作だ。
さすが和歌山県の出身というだけあって、関西系の笑いがお好きなようだ。
もちろん「ねこまき」さんの漫画も面白いから、この本はいろんな要素が詰まり過ぎて、まるでおもちゃ箱みたいな一冊だ。
紙の本
俳句より猫マンガ(笑)
2020/06/24 22:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もー子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳句はよく解らないし、いつ何時どの様な状況でも一句撚る事ができたであろう「芭蕉さん」とは違うので…親しみやすい現代流の俳句と、「ねことじいちゃん」などのマンガでもお馴染みの「ねこまき」さんの マンガが軽快な素敵な本でした。