30代を無駄に生きるな(きずな出版)
著者 永松茂久
この10年をどう生きるかで、人生は9割決まる! あなたは、30代という、人生でもっとも大切な時期をどう過ごしますか? 30代は、起業、独立、転職、結婚、出産、家の購入……...
30代を無駄に生きるな(きずな出版)
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商品説明
この10年をどう生きるかで、人生は9割決まる! あなたは、30代という、人生でもっとも大切な時期をどう過ごしますか? 30代は、起業、独立、転職、結婚、出産、家の購入……など、大きな決断を迫られる機会の多い年齢です。そして同時に、気力、体力がまだまだ衰えておらず、人生経験も重ね、最も精力的に活動できるのもまた、30代ならでは。それは、身軽に動ける最後の年齢だとも言えます。20代ではまだまだ人生の選択をする判断が難しいですし、先延ばしにしてもどうにかなる時間が十分にありました。40代では自分自身の在り方も、周囲の環境も固まってきて、動きづらさが否めません。つまり30代をどう生きるかは、これからの人生を考える上で、とても大切なのです。悩めるこの時期の指針として、そして人生を大きく変えるきっかけとして、本書では30代をよりよく過ごすために、身につけるべきことをお伝えします。
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まず自分を見つめることから
2023/04/17 09:03
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投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
30代という年代について、20代に比べると良くも悪くもエネルギーレベルは落ち着いてきているのかな、とは自分なりに思っていました。30代も半分をとうに過ぎてしまったのですが、未だ自分という人間についてのイメージが混沌世界で路頭に迷っているような感じがどうしても拭えず、本書を読んでみました。
やはり、まず「自分はどんな人間か」を一度腰を据えて考えて、書き出してみる(本書でいうところの)棚卸しがすべての始まりなのかな、と思います。そうしないとどこへ進みたいのかすら分からないから。
普段意識していないことを書き出すというのは個人的に苦手とするところですが、やってみなくては始まらない。他の章にあった、まず先人の言ったことを素直に受け止めてやってみる、未経験のことでも場数を踏むことが大事というくだりも含めて印象に残りました。
自分の強みを知ること、自分の意見が持てるようになることなども含め、20代がインプットの時期だと考えると、やはり30代は日ごろからアウトプットをする習慣をつけていくことが重要なのだろうな、と思いました。
また、特に後半では人との繋がりが重要という点が強調されている印象で、礼節を弁える、親切にするなど含め、for youの精神を持つ大切さについて多く書かれていました。
個人的には「人を幸せにする」ことについてはいわゆる「卵が先かニワトリが先か理論」なのかもしれないと思いました。自分が幸せでないと人を幸せにはできないとはよく言われますし、実際その通りだと思いますが、例えば人への小さな親切そのものが自分を幸せにすることはあると思います。
要は何らかの行動を起こさなければ自分も人も幸せにはならない、ということなのでしょうか。
あと目からうろこが落ちたのは、「何があっても葬式だけには足を運べ」でした。
慶事は後から祝いの言葉を伝えられても、別れの言葉を伝えられるのは葬式の場しかないから、ということのようです。これはちょっと覚えておきたいな、と感じました。
結局、具体的にどうしたらいいのかというTo doが明記されているわけではないのですが、30代といっても人によって考え方や境遇が違うのだからそれはそれで当然かな、とも思います。最終章にあったように、著者の言葉に共感できる部分からまず実践していくのみなのでしょう。