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紙の本
故事成語教材考
著者 樋口 敦士 (著)
「臥薪嘗胆」など、高等学校で取り扱う「故事成語」の漢文教材について、国語教育的観点に照らして考察し、その魅力を伝える。江戸時代の諸書を通して成立の時代背景を詳しく解説する...
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商品説明
「臥薪嘗胆」など、高等学校で取り扱う「故事成語」の漢文教材について、国語教育的観点に照らして考察し、その魅力を伝える。江戸時代の諸書を通して成立の時代背景を詳しく解説するとともに、和漢の用例も多く取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
先人たちは「故事成語」とどう向き合い、どう使用してきたか。国語教育的観点から、漢文教材の魅力を伝える。
「矛盾」「臥薪嘗胆」「狐借虎威」「塞翁馬」等、江戸時代の諸書を通して成立の時代背景を詳しく解説し和漢の用例を多く取り上げ、日本語としての実態に重点を置き解説していくことで、「故事成語」の教材観を深く掘り下げる。教えるヒントになるコラム多数収録。
国語教育関係者のみならず、故事成語に関心のある方にもお読みいただける本です。
【本書は「故事成語」の定番教材の考察を主題に掲げているが、成立における時代背景や和漢の用例を取りあげているため、国語教育の関係者のみならず、故事成語関連の一般書籍としてもお読みいただくことも可能である。先人たちが「故事成語」とどのように向き合い、どのように使用してきたのか、読者諸賢にその一端だけでもお伝えすることができれば幸甚の至りである。本書が「故事成語」を取り扱ううえでの一助となることを願ってやまない。】…序章より【商品解説】
目次
- 序 章 「故事成語」の教材観―漢文教材の魅力を伝えるために―
- 一 国語教材としての「故事成語」
- 二 近年の学習指導要領と古典科目
- 三 近世までの「故事成語」観
- 四 近代以降の「故事成語」観
- 五 現代中国の「故事成語」観
- 六 本書の三つの特徴
- 七 本書の構成
- 八 「故事成語」から漢文の魅力を見つめ直す
著者紹介
樋口 敦士
- 略歴
- 〈樋口敦士〉千葉県出身。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。狭山ケ丘高等学校教諭。伊藤園おーいお茶新俳句大賞ユニーク賞、諸橋轍次博士記念全国漢詩大会秀作賞受賞。
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