「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「七人の侍」「ゴーストバスターズ」「サマーウォーズ」…。7本の映画作品に登場する架空のシンボルマークやロゴタイプを題材に、現実社会のリアルを超えて埋め込まれた、物語の文脈と構造を解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
Logtype (Logo)+Mark→ロゴマーク(和製英語)。
名刺に刷られた社章、自治体の標章、あらゆる商品に付けられているデザインされた商品名。生活に氾濫しながら埋没し、意識されることのない記号・シンボル。
本書は7本の映画作品を題材に、登場する架空のロゴマークを通し、視覚情報が台詞や演技とは異なる力で物語を生成していることを明らかにする。
7人の侍が掲げた旗は、なぜあのデザインになったのか?友情の終焉を示した? “ぼくらの旗”( 20世紀少年)。現実の企業戦略をしのいで計算し尽くされたモンスターズインク、ゴーストバスターズの企業ロゴ。伊丹十三がこだわったデザイン(スーパーの女)。クローン恐竜と複製適性の高いロゴマーク(ジュラシックパーク)。情報化社会の新しいシンボルのふるまい(サマーウォーズ)。
映画に埋め込まれた視覚言語によってつくりあげられる物語世界の文脈と構造までたどりつく1冊。
本書はタイポグラフィ研究のロングセラー『市川崑のタイポグラフィ「犬神家の一族」の明朝体研究』の著者・小谷充の最新刊です。【商品解説】
目次
- はじめに
- シンボルに埋め尽くされた日常/映画のなかの標章
- 第一章 旗と記号×映画『七人の侍』
- 戦にひるがえる旗/古代エジプトの標章/卑弥呼の旗と『日本書紀』に記された旗/日本の旗に染め抜かれる家紋/平八が描いた団結と協働のビジョン
- 第二章 シンボルと紋章×映画『本格冒険科学映画20世紀少年』
- ぼくらのマークを取り戻せ/眼のイメージがもたらすもの/手のイメージと指示マーク/シンボルマークの展開と西洋の紋章/ぼくらのマークは取り戻せたのか
- 第三章 企業表現とCI戦略×映画『モンスターズ・インク』
著者紹介
小谷 充
- 略歴
- 〈小谷充〉1968年岡山県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。デザイン制作会社勤務を経て、島根大学学術研究院教育学系教授。著書に「市川崑のタイポグラフィ」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む