紙の本
経営コンサルタントが教える問題解決の技
2009/09/16 22:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
”ビジネスマンのための「xx」養成講座”シリーズ。
著者は経営コンサルタントとして顧客である企業や経営者の問題を解決してきた。「ベストの上にもベストの意思決定をするため」に著者なりに積み上げてきたという問題解決のノウハウを本書で紹介している。問題解決には「問題解決のための考え方」、「論理的思考力」が必要だと言う。「問題解決の手法やフレームワーク(枠組み)を補助的に使うことによって」、問題は解決しやすくなる。そうした問題解決ツールとしての手法やフレームワークを事例を交えて紹介し、論理的思考力を鍛えるための訓練法について述べている。
問題解決のステップは、問題の優先順位付け⇒真因の特定⇒解決策の策定⇒実行。本書ではツールとしてPPM、ロジカルツリーやディシジョンツリー、パート図、SWOT分析、ABC分析、レーダーチャート、マーケティングの4P(5P)など数多くを取り上げている。新書だけに紙面が限られているから十分な説明とはいえないが、概念を掴むことはできるだろう。
ツールを使えれば、それを知らなかった場合よりも「時間を節約すること」ができる、というのは問題解決に限らず日々、仕事上で様々なツールから恩恵を受けている者なら納得できるであろう。ツールを使いこなす「技をたくさん持っていたほうがやはり有利」なのは確か。
経営だけでなく、仕事とは問題を解決することだと思うが、本書は経営者や組織のリーダーが直面しそうな問題に絞り、解決のヒントを与えてくれる。とにかくツールを使ってみて、慣れて、自分に合ったものを見つけ、使いこなしていくことで解決力はアップしていくことだろう。
紙の本
実践したい
2016/09/17 22:34
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンサルタント小宮氏の指南書。
起きた事実を事実として正確に把握すること。
問題解決に大事なことは、問題を特定すること。
問題解決の優先順位をつけること。
これを基本的なこととして、問題解決の実行⇒検証⇒再実行
といった過程を説明していく本。
この本のエッセンスをしっかり頭の中に叩き込みたい。
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☆7つくらいの優れものの本だと思います!
the GOAL は読みづらいところもあるかなあ・・・
なのですが、こっちは分かりやすく取り組みやすいです
事業を考える人 企画を考える人 もろもろ考える人 必携です。
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経営コンサルタントである小宮一慶さんの養成講座シリーズ。
90分程度で読み切ることができるボリュームですが、内容は濃いです。
テーマは「解決力」。
問題を解決するための4つのステップと解決のためのツールについて書かれています。
ステップ1:問題と根本問題の特定
ステップ2:優先順位づけ
ステップ3:解決策の施策
ステップ4:実行
このステップを当たり前と思うかも知れませんが、このステップをフレームワークとツールを使って解決していくことで、現実問題の真の原因をとらえることができます。さらに、その原因を解決するための論理的思考(ロジカルシンキング)の技により、短時間で解決策を導き出すことができます。
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基本的にはマーケティングやロジカルシンキングの本。だが、他の本に比べてより実践重視の例題が出されていて、それに回答しながら、考え方をとりいれていく形式で、読みながらとても頭を使う本だった。いやー難しい…。
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ロジカルシンキング・問題解決系の本の中では一番ためになったかな。わかりやすいし、実例・例題が豊富。よくある「あぁ、確かに聞いたことあるな」みたいな手法紹介では終わらない。ただその分、電車内で読むのはきついっす。土曜にでも、紙と鉛筆もって頭使いながらコーヒー屋で読み直そうと思います
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問題解決の養成講座です
この本の一番すごいと思ったことは、
問題解決で一番重要なことは、ロジカルシンキングなどの技術ではなく、それを扱うあなたの価値観と経験であるということを教えてくれたことです
技術がいくらあっても、技術を扱う経験と判断を下すための価値観がなければ問題を解決することは出来ない
また、問題の根底を明確にして、解決のためのプランが出来ても、それを実行しなければ問題を解決しない
このような考え方を分かりやすく教えてくれる養成講座は、著者が数々の問題を解決してきた本当のプロの言葉だからだと感じました
自分Point
?直感的にものを考えてはいけない
先入観(思い込み)が直感的な結論を導き出している。
この結論は思い込みに基づいていないかを振り返ることが重要
?仮説と検証
『すべては仮説である』という前提でものごとを考える。
仮説である以上、検証が必要。
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問題を解決することを仕事 としている著者
解決するんだ という意思 方法論を
強く感じました
何が問題なのか 問題の見つけ方
問題は解決しないと意味がない
実行プランの立て方
実際での 現場での対応
などが書かれていました
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ツールとして、UDE(undesireable effect)、ロジカルツリー、ディシジョンツリー、プロコンリスト、パート図、マーケティングの5P・4C・QPS、AIDMA、SWOT分析、PPM、ABC分析、レーダーチャート、PDCA、仮説検証、会計等々を紹介。プロコンリストで良いことと悪いことをマトリックス化し、ディシジョンツリー(ロジカルツリーを発生し得る事象の確率を付けていくという手法は使えるツールだと思いました。何事にも事実と仮説を区別し、論理を構成し、そこから出た結論を仮説と考え、それを検証することが必要。それが論理的思考力、という一説になるほどと思った。「なぜ?」、「ほんとう?」、「それから?」を心掛けたい。
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以前「発見力」開発講座を読みましたがその続編のようなもの。
問題発見問題解決は常にセットです。三田日吉人間の僕はこっちが得意とされるが実際はそうでもない。というわけで読んでみた。
問題解決のためのプロセスが書かれています。
1、問題の特定方法
2、問題解決の方法
3、それを実行するための方法
常にダウンサイドリスク(失敗したときの最大のリスク、損害)を考えながら問題の優先順位をつけていく。
そして、直感ではなく仮説を立て検証をする。占い師とコンサルタントとの差はここ。
「アイデア社長が会社を潰す」そうです!きちんと仮説を立て、検証をし、成功率を上げましょう!
次に実際にその問題解決の実行方法。問題は解決しなきゃ意味がない!
様々な問題解決のツールが書かれています。以前『プロジェクトは、なぜ円滑に進まないのか』でも出てきたクリティカル・パス法(本書ではPERT図と呼ばれる図の中で登場)などが出てきて復習になりました。
様々なツールが出てきて、それが具体例と共に書かれていて非常にわかりやすかったが、自分の問題と照らし合わせて実際にやっていないとダメだなと思って読んでました。
実際、面倒くさくてやらないですが、ここで一歩踏めるかどうかが出来る人と出来ない人の違いなのでしょう!
そして最後は問題解決の妨げとなるもの、解決力を高める習慣が書いてあります。
この二つはそれぞれリンクしているので、妨げとなるものを解決するために習慣を身に付けるという感じです。「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」を常に考え続け、ゼロベースの思考を意識できるようになりたいと思います。思考停止というのはやっぱ怖いですね。
それと、「ひらめき」は論理的思考のもとに生まれるそうなので、ひらめきのない人はまず論理的思考力を身に付けるべきだそうです。
また、人を動かすのに必要なのは、「意味」ではなく「意識」。プレゼンで理解を得てもそれは「意味」がわかったことにしかならず動いてくれない。そこで「意識」共有というのが大切になってくる。そのために一緒にディスカッションしたりしてモチベーションを上げることが大切だそうです。
ケーススタディが金融系で意外と理解しにくかったがこれは僕の会計の知識不足によるものだと思います。またいろいろと為になることが書かれていたが、実行しなければ何も意味がないところが最大の「ボトルネック」といったところか。
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問題解決をする際には、ぜひこの本のことを思い出してほしい。
問題を解決する為の手法や考え方はもちろん、
日々の心掛けに関しての記述にも、深く考えさせられるものがある。
オススメです。
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問題を解決するためには何が必要かを説いた本。
常に「なぜ?」という思考を止めないこと。
当り前のことに疑問を持つこと。
全てはそれから始まります。
あとは問題解決に役立つフレームワークの紹介と、ちょろっとのケーススタディ。
なかなか良い内容だと思います。
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ロジカルシンキングとドキュメンテーションのスキルアップのために読みました。
はせさんありがとうございます。
○ダウンサイドリスク、UDE、プロコン・リスト、ディシジョンツリーについて新しく学ぶことが出来た
○「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」 という問いは、考える際のテクニックとして手帳にメモ、実践
○「最後は直感!」という良い意味での開き直り
△口語体で書かれた文章は好き嫌いが分かれるか
(さわ)
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ロジカルシンキングをベースとし、日常から何を見るか、という本。
この本までは小宮さんの著作はアリだったと思う。
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問題解決の一通りの流れを説明している。
「問題解決」になじみのない人には一度読んでみるのは悪くないと思う。