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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/09/01
- 出版社: 文遊社
- サイズ:19cm/287p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-89257-119-0
紙の本
絞首人
わたしはここよ−。謎めいた少女に導かれて乗る最終バス、彷徨い歩く暗い道。40代で早世した著者が、実際にあった女子学生の失踪事件に触発されて執筆した傑作長篇。【「TRC M...
絞首人
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商品説明
わたしはここよ−。謎めいた少女に導かれて乗る最終バス、彷徨い歩く暗い道。40代で早世した著者が、実際にあった女子学生の失踪事件に触発されて執筆した傑作長篇。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
シャーリイ・ジャクスン
- 略歴
- 〈シャーリイ・ジャクスン〉1916〜65年。アメリカ生まれ。シラキュース大学卒業。著書に「くじ」「丘の屋敷」「ずっとお城で暮らしてる」など。
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紙の本
じわりじわりと物語に魅せられるほど、見えてくる闇
2016/10/24 16:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ましろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
じわりじわりとこの身と心を追い込むのは、他者ではなく自分自身なのか。そうして追い込まれた心をやがて解きほぐすのも、結局のところ、他の誰でもない自分自身なのか。そこに辿り着くまでのすべての出来事も巡らせた思いも、あまりに儚く感じられるほど、少女の家族内や大学での立ち位置、それに伴う友人関係も虚しく、逃れようもなく孤立を生むその心を支えるすべは、現実よりも非現実、幻聴とすら思える世界と近しく、若い自意識と孤独を浮き彫りにした。けれどその物語に魅せられ、惹きつけられる分だけ、通ずる思いを誰もが抱え得る闇を思う。
紙の本
作者を反映している主人公?
2016/09/22 19:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
そこそこ普通の舞台立てで、若者の通過儀礼が描かれる。
2/3程までは平和な雰囲気なのがまた怖い。
トニーが出てきて、雰囲気が不穏になった部分で逆に安心できるほど。
彼女の未訳長編の翻訳刊行が続いて嬉しいです。