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商品説明
JR東海の代表取締役名誉会長が、自身が関わった東海道新幹線の進歩と飛躍を中心に、国鉄分割民営化、三正面作戦の到達点、超電導リニアへの挑戦など、JR東海発展の歩みを振り返る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
葛西 敬之
- 略歴
- 〈葛西敬之〉昭和15年生まれ。米国ウィスコンシン大学経済学修士号取得。東海旅客鉄道株式会社代表取締役名誉会長。著書に「明日のリーダーのために」など。
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紙の本
中長期の戦略とは何か、がよく分かる
2019/04/15 09:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しおかぜ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、国鉄の分割民営化を少年時代に経験した世代であり、当時、新聞やテレビのニュースで、いまでいう「リストラ」的な側面を中心に報道されていた記憶がある。本書は、この国鉄の分割民営化と、その後のJR東海の戦略について、極めて詳細に記した本である。何に対し、どのように考え、どうアプローチすべきか、という点から読めば、鉄道業界と無関係な人にも非常に役に立つ。とくに、中長期の戦略とは何か、という点は極めて重要である。
東海道新幹線の「のぞみ」運行開始から、現在の「のぞみ」中心のダイヤに至るまでの判断、意思決定(設備投資を含む会社としての優先順位の付け方)については、私自身のサラリーマン生活とも重なった。単に便利になって良かった、で終わらせてはいけない。ということで、読後には行き当たりばったり的な日々の行動を反省。
紙の本
国鉄改革中心人物の戦略論
2017/05/21 14:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は国鉄改革の中心人物の1人として有名だが、もう77歳である。通読して、その論理的思考の緻密さ、文章の明晰さ、戦略構想力の雄大さに感心した。この人は官界、学会、実業界何れの分野に進んでも一流の人物になったと思う。特に分割民営化直後から「新幹線保有機構」の解体や「リニア中央新幹線」の展開を構想し、そのために政治家や有識者に前広に根回しして行くところは頭も実行力も兼ね備えた戦略家の面目躍如である。松田さんや井手さんと衝突するのも無理はない。頭が切れすぎるのである。