「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/04/11
- 出版社: 文学通信
- サイズ:19cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909658-74-6
読割 50
紙の本
「文壇」は作られた 川端康成と伊藤整からたどる日本近現代文学史
著者 尾形 大 (著)
川端康成と伊藤整は文壇をどのように意識し、参入し、そしてそれぞれの文学を生み出していったのか。彼らが見据え研究し、距離を測りながらかかわりつづけた文壇という場を起点に描く...
「文壇」は作られた 川端康成と伊藤整からたどる日本近現代文学史
「文壇」は作られた
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
川端康成と伊藤整は文壇をどのように意識し、参入し、そしてそれぞれの文学を生み出していったのか。彼らが見据え研究し、距離を測りながらかかわりつづけた文壇という場を起点に描く新たな文学史。【「TRC MARC」の商品解説】
明治期以降、ジャーナリズムの発達・拡張にともなって、文学者たちのなかに文壇という〈場〉が共同的に創り上げられていく。1920年代に文学上の出発を果たした川端康成と伊藤整。彼らは文壇をどのように意識し、参入し、そしてそれぞれの文学を生み出していったのだろうか。
彼らが見据え研究し、距離を測りながらかかわりつづけた文壇という場。そこを起点に描く新たな文学史。
【1950年にチャタレイ裁判の被告人となった伊藤は、全文壇人を代表する立場で法廷に立ち、粘り強く闘い抜いた。また同じ時期に『日本文壇史』の連載を開始して文芸批評家、文学研究者としても活躍するようになる。60年代には日本近代文学館設立運動の中心として、文壇の世話役、かじ取り役として尽力している。そして伊藤が深くかかわっていく文壇の中心には、いつも川端康成がありつづけた。伊藤と川端の文学上の関係性は1930年前後を起点としながら、その後40年近い歳月をかけてゆるやかにかかわり合い、からみ合いながら紡がれていく。】……はじめにより【商品解説】
目次
- はじめに
- 【文学史と文壇史、そして伊藤と川端】
- 第1章 「文壇」は作られた
- 1 「文壇」という言葉の定義
- 2 『日本文壇史』のなかの文壇像
- 3 歴史の作られ方――文学史と文壇史
- 4 文壇へ参入するには
- 5 戦後文壇の中心:川端康成と伊藤整
- 6 ノーベル文学賞受賞と川端の戸惑い
著者紹介
尾形 大
- 略歴
- 〈尾形大〉1978年神奈川県生まれ。専門は日本の近現代文学。研究対象は伊藤整を中心とする1920〜50年代の文学場。山梨大学大学院総合研究部教育学域人間科学系(言語教育講座)准教授。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む