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商品説明
太平洋戦争開戦直前、日本から南氷洋に出漁した第二日新丸船団の事業部長・中部利三郎が記した「漁場日誌」。日誌の始まる1940年10月10日から1941年3月23日までの漁場日誌を辿り、戦前の南氷洋捕鯨を検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
昭和15年10月、太平洋戦争開戦直前の緊迫した情勢の中、日本から南氷洋に出漁した第二日新丸船団の事業部長・中部利三郎が記した「漁場日誌」が奇跡的に発見された。外国や他社船団と激しく競合しながら指揮・操業した半年間の記録を中心に、旧大洋漁業の戦前の商業捕鯨に関する貴重な一次資料を初めて紹介する。【商品解説】
目次
- はじめに
- 発刊に寄せて 日本鯨類研究所 名誉顧問 大隅清治
- 序章 下関市立大学鯨資料室とアーカイブの取り組みについて
- 第1章 「昭和十五年/十六年度漁場日誌」について
- 1.資料発見の経緯について
- 2.日誌を辿る
- 3.漁場日誌にみる戦前の南氷洋捕鯨を検証する
- 4.小括
- 第2章 中部家資料から戦前の南氷洋捕鯨を辿る
- 1.「昭和十一(1936)年/十二(1937)年 捕鯨用海図」について
著者紹介
岸本 充弘
- 略歴
- 〈岸本充弘〉1965年山口県生まれ。下関市職員、下関市立大学附属地域共創センター委嘱研究員。下関市文化振興課主幹・下関くじら文化振興室長。著書に「下関から見た福岡・博多の鯨産業文化史」など。
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