ゲーム音楽家インタヴュー集 プロのベテラン１８人が語るそれぞれのルーツ （ｅｌｅ‐ｋｉｎｇ ｂｏｏｋｓ）

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欠かせない80年代のゲーム音楽の正体を感じられて、とてもおもしろかった。挙げられているアルバムや曲をサブスクで検索して聴きながら読みました。ソーサリアンについての話がもっと聞きたかった。

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知ってる名前だらけで、こんなレジェンドたちの曲作りについて聞けるのか！すげぇ！とテンション高めに読み始めたら、彼ら彼女らがこれまで受けてきた、ほとんど知らないアーティストたちによる影響だけが語られていて、正直なんにもわからなかったぜ！
プログレやロックの歴史を語られても「へー」としかならん！
ほとんど全員がYMOの影響を受けており、しかもライディーンよりあっちの方が…という人ばかりでちょっとおもしろかった。
ただ、ページ下にある「大きく影響を受けたアルバム」をyoutubeで検索するだけでそれらがすぐ聞けるという、便利すぎる世の中。インタヴューを受けている人たちは、そもそも録音できない時代、あってもレコードやカセットテープだったりしたのに今は無料で聴き放題。でも、これだけ聴きやすいとやはり大事な一曲、みたいなのが薄まっちゃってるんだろうなとは思う。
Manuel Gottschingは自分が生まれた頃にこんな今の自分が大好きな音楽が作られてたのとか知れて大変うれしい。パラサイトイヴとかそういうDNAを感じた。

今でもほとんどわからないのだが、好きな音楽家が影響を受けてきた音楽を聞きながら読むというのが正しい楽しみ方だと気づいてからは、じっくりと長い時間をかけて何回か読み返していこうかなと思う。