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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/04/17
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/214,7p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-061593-8
紙の本
大泉黒石 わが故郷は世界文学
著者 四方田 犬彦 (著)
ロシア人を父に持ち、『中央公論』連載の「俺の自叙伝」で話題を呼ぶも、文壇から追放されて零落の晩年を過ごした大正時代のベストセラー作家、大泉黒石。その波瀾万丈の人生を綴った...
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商品説明
ロシア人を父に持ち、『中央公論』連載の「俺の自叙伝」で話題を呼ぶも、文壇から追放されて零落の晩年を過ごした大正時代のベストセラー作家、大泉黒石。その波瀾万丈の人生を綴った初の評伝。『図書』連載を加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
「俺は国際的の居候」と嘯く大正時代の作家、大泉黒石。ロシア人を父に持ち、複数語に堪能なコスモポリタンだった。『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で一世を風靡するが、才能を妬まれ、虚言家だと罵られ文壇追放、忘れられた作家となる。国家も民族も飛び越え、人間性の普遍へと向かおうとした異端の文学者が、今、蘇る。【商品解説】
目次
- 一 虚言の文学者
- 二 トルストイを訪問した少年
- 三 二冊のロシア巡礼記
- 四 黒石、売り出す。
- 五 『俺の自叙伝』
著者紹介
四方田 犬彦
- 略歴
- 〈四方田犬彦〉大阪箕面生まれ。東京大学大学院で比較文学を学ぶ。「月島物語」で斎藤緑雨賞、「映画史への招待」でサントリー学芸賞、「ルイス・ブニュエル」で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
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一度、その作品に触れなくては
2023/07/03 16:00
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大泉 黒石(おおいずみ こくせき)という人を私はこの本を読むまで存じ上げなかった。父がロシア人ということから戦時に混血児として差別をうけ、また、その作風が無政府主義的だという理由から文学界から追放されてしまう、どちらにしても、一度、その作品に触れなくては