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紙の本
次郎物語 1 (岩波文庫)
著者 下村湖人 (著)
生後まもなく里子に出された次郎は、5、6歳になって生家に帰ってくる。しかし、自分に対する家庭の空気が冷たく感じられ…。おとなの愛に飢え、つらい運命にたえながらも成長する次...
次郎物語 1 (岩波文庫)
次郎物語 一
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商品説明
生後まもなく里子に出された次郎は、5、6歳になって生家に帰ってくる。しかし、自分に対する家庭の空気が冷たく感じられ…。おとなの愛に飢え、つらい運命にたえながらも成長する次郎の姿を、深く見つめて描く。【「TRC MARC」の商品解説】
次郎は生後まもなく里子にだされ、五、六歳になって実家に帰ってくるが、自分に対する家庭の空気が非常に冷たく感じられ、乳母が恋しくてたまらない。大人の愛に飢える次郎は、周囲に対して反感をいだいて、わざと?をついたり、乱暴をするようになる。つらい運命に耐えながら成長する次郎の姿を深く見つめて描く不朽の名作。【商品解説】
目次
- 第一部
- 一 お猿さん
- 二 お玉杓子
- 三 耳たぶ
- 四 提 灯
- 五 寝小便
- 六 飯びつ
- 七 玉子焼き
- 八 水 泳
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紙の本
大人になってから読むとまた違った印象を受け考えさせられる作品
2020/11/05 21:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔中学入試に出題されていた作品です。
現代では、もっと子供が共感しやすい現代的な作品が出題されることが
多いようですが、2012年開成、2017年フェリス、と最近でも出題されて
います。
昔の話ですから、子供には感情移入しにくい部分もあるかと思いますが、
子供時代~青年期を描いた作品で、涙なしには読むことができません。
大人になってから読むとまた違った印象を受け考えさせられる作品です。
紙の本
下村湖人の自伝的色彩が濃いとも言われる青年の成長を描いた不朽の名作です!
2020/04/30 10:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治から昭和初期にかけて活躍した下村湖人による長編教養小説です。原書は全5部からなっていますが未完です。同書は、幼少期に里子に出された主人公本田次郎の成長を、青年期にかけて描いたもので、下村湖人自身の里子体験が反映されるなど、自伝的色彩が濃いとも言われています。ストーリーは、里子に出された次郎が5、6歳になって実家に帰ってくるのですが、自分に対する家庭の空気が非常に冷たく感じられ、乳母が恋しくてたまらない心持ちになります。大人の愛に飢えた次郎は、周囲に対して徐々に反感を抱き始め、わざとうそをついたり、乱暴をするようになっていきます。辛い運命に耐えながら成長する次郎の姿を深く見つめて描かれた下村湖人の不朽の名作です。