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紙の本
伊勢神宮と斎宮 (岩波新書 新赤版)
著者 西宮 秀紀 (著)
天皇の皇祖神・天照大神を祭る伊勢神宮と、神宮に奉仕する皇女が住まう斎宮。それらの起源を記紀神話のなかに探り、ヤマト朝廷の遠隔地に置かれた政治的理由、律令制国家の展開との関...
伊勢神宮と斎宮 (岩波新書 新赤版)
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商品説明
天皇の皇祖神・天照大神を祭る伊勢神宮と、神宮に奉仕する皇女が住まう斎宮。それらの起源を記紀神話のなかに探り、ヤマト朝廷の遠隔地に置かれた政治的理由、律令制国家の展開との関わりなどを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
天皇の宗教的権威の源泉は、皇祖神・天照大神を祭る伊勢神宮だけではなく、神宮に奉仕する皇女が住まう斎宮と、伊勢で取り行われた祭祀にある。記紀神話のなかに両者の起源を探り、朝廷の遠隔地に置かれた政治的理由、古代国家の展開との関わりを解明する。祭祀と制度の全貌と、現代にまで続く不思議な力に迫る最新の成果。【商品解説】
天皇の皇祖神・天照大神を祭る伊勢神宮と、神宮に奉仕する皇女が住まう斎宮の実態を、古代史に探る。【本の内容】
目次
- 序 章
- 皇祖神を祭る伊勢神宮
- 斎宮と祭主
- 史料について
- 第一章 神話・伝承のなかの天照大神
- 1 皇祖神としての天照大神
- 神話伝承の特徴と成立
- 記紀神話の全体構造と発展段階
- 四神出生章・瑞珠盟約章
著者紹介
西宮 秀紀
- 略歴
- 〈西宮秀紀〉1952年奈良県生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程国史学専攻単位取得。愛知教育大学名誉教授。専門は日本古代史。著書に「律令国家と神祇祭祀制度の研究」など。
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システムの分析が重点
2020/05/28 01:17
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投稿者:キキララ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代史の知識や日本神話(古事記・日本書紀)の知識があるとスラスラと内容が入ってくると思うが、私にはそれが乏しかったのでなかなか難しかった。したがって、入門編には向かないだろう。
伊勢神宮や斎宮/斎王といった機構の成り立ちや支配システムなどに重きが置かれた内容となっている。
神話や古代史といった不確定な事項が多い中で、歴史学の手法を用いて複数の史料を引用して推定しながら進めていく筆遣いだった。
1つ気になった点としては、時系列が進んだり戻ったりを繰り返すので読んでいるのがつらくなる瞬間があるという点だろうか。