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紙の本
現代語訳方丈記 (岩波現代文庫 文芸)
『方丈記』は、時代、政治の移り変わり、天変地異により翻弄され続ける、この世での人の命と栖のはかなさを、深い無常観を踏まえた上で隠者鴨長明が和漢混淆の雄勁な日本語で描いた中...
現代語訳方丈記 (岩波現代文庫 文芸)
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商品説明
『方丈記』は、時代、政治の移り変わり、天変地異により翻弄され続ける、この世での人の命と栖のはかなさを、深い無常観を踏まえた上で隠者鴨長明が和漢混淆の雄勁な日本語で描いた中世随筆文学の代表作。日本人の精神性そのものを、緊張感溢れる、しかも流れる如き名文で表現している。文豪佐藤春夫の名訳で味わう。西行、長明、兼好の隠者の系譜を論じた小説、評論三篇を併せて収載した。【「BOOK」データベースの商品解説】
この世での人の命と栖のはかなさを、深い無常観を踏まえた上で隠者鴨長明が描いた中世随筆文学の代表作「方丈記」を、文豪佐藤春夫の名訳で味わう。西行、長明、兼好の隠者の系譜を論じた小説、評論3篇も併せて収載する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
方丈記 | 1−48 | |
---|---|---|
鴨長明 | 49−88 | |
兼好と長明と | 89−120 |
著者紹介
鴨 長明
- 略歴
- 佐藤春夫(さとう・はるお)
1892―1964年.詩人・作家.和歌山県東牟婁郡新宮町(現・新宮市)生まれ.1910年,慶應義塾大学予科文学部入学,のちに中退.雑誌「三田文学」「スバル」などに詩歌を発表,小説に,『田園の憂鬱』『都会の憂鬱』『お絹とその兄弟』『美しき町』などがある.その著作は,詩歌,小説,紀行文,戯曲,評伝,随筆,評論,童話など多岐にわたる.日本古典への造詣も特に深く,多くの随想,古典入門を残している.
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