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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2011.6
- 出版社: 偕成社
- サイズ:19cm/178p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-03-744750-2
読割 50
紙の本
ミス・カナのゴーストログ 2 呼び声は海の底から
著者 斉藤 洋 (作)
約束は守らなきゃ。たとえ相手が幽霊でも。中学3年生の夏休み。海辺の別荘で優雅にすごすはずだったが—霊能力者・三須夏菜が、またもしぶしぶ事件解決!小学校高学年から。【「BO...
ミス・カナのゴーストログ 2 呼び声は海の底から
ミス・カナのゴーストログ(2)呼び声は海の底から
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- 税込価格:3,960円(36pt)
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商品説明
約束は守らなきゃ。たとえ相手が幽霊でも。中学3年生の夏休み。海辺の別荘で優雅にすごすはずだったが—霊能力者・三須夏菜が、またもしぶしぶ事件解決!小学校高学年から。【「BOOK」データベースの商品解説】
約束は守らなきゃ。たとえ相手が幽霊でも−。中学3年生の夏休み。夏菜は親友の春海と、海辺の別荘で優雅にすごすはずだったが…。霊能力者・三須夏菜の活躍を描く、青春ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
斉藤 洋
- 略歴
- 〈斉藤洋〉1952年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。児童文学作家、亜細亜大学教授。「ルドルフとイッパイアッテナ」で講談社児童文学新人賞を受賞。ほかの作品に「白狐魔記」シリーズなど。
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紙の本
ちょっと夏菜と俊介との間がベタベタしてきたかな、特に俊介が。そうなると、どこにでも転がっているような話になっちゃうのに・・・。ここらでブレーキ、かけません?
2012/02/29 20:52
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
深川直美については『ミス・カナのゴーストログ〈1〉すずかけ屋敷のふたご』で触れたので、書きませんが、それにしてもセンスがいいです。日本人というよりはアメリカンな感じがとてもいい。これはセンスですね、きっと。ただし、装幀については言いたいことがあります。一巻と二巻、同時発売でした。
で、カバー折り返しはどちらも、
三須夏菜(ミス・カナ)
中学三年生
東京都在住
趣味:エレキギター、空手
部活:演劇部
特殊能力:幽霊と交信できる
と同じです。ここはせめて柏木俊介のプロフィールに変えるべきではないでしょうか。あるいは、この二人を前と後ろのカバー折り返しで紹介するとか。ただし、俊介についてはあくまでサブ的なあつかいで、夏菜ほど詳しく趣味や部活について書かれてはいないので、同じ項目でまとめることができるかは現時点では疑問ですが、対にしておくのが自然ではないでしょうか。装丁・DTPの亀井優子(ニシ工芸株式会社)さん?
今回の内容紹介、出版社の HP を借りると
*
夏休み、夏菜は親友といっしょに伊豆の海へ。沖で海水浴を楽しんでいたとき、とつぜん友達が溺れた。そのとき海底に見えたのは…?
*
とあります。親友と海へ行った、とあれば相手は前作で夏菜の友達になった柏木俊介、と思う人も多いはずですが、外れです。一緒に行ったのは、一年の時からの夏菜の友だち、瀬戸春海です。今回、面白いのは、夏菜ほどではありませんが、春海にも若干の霊感がある、という点でしょうか。普通、主人公が特殊能力を持てば、敵役以外、残りはごく普通の人たちということになるのですが、斉藤はそういう設定を避けました。ここらの変化はなかなかいいものです。
とはいえ、俊介と叔母の知美が一巻だけの登場で、今回はお休みかといえば、そうではありません。まず、俊介を通じて夏菜に「お友だちと一緒に別荘にいらっしゃい」と言い出したのは水野知美で、知美はテニスができる人を希望し、それならと夏菜が選んだのが、テニス部の春海だったというわけです。
そして別荘のある私鉄の駅まで二人を迎えに来たのは俊介ですから役者は揃うわけです。下手の横好き、ではありません、中学、高校とテニス部をやっていた私としては、春海の登場は嬉しいですし、なによりあの水野知美がテニスをする、ということが分かっただけでも、この巻を読んだ甲斐があったというものです。
そして、あとは四人で、というか五人で舟遊びということになり、そこで事故が起き、夏菜がある約束をする、そして・・・
というお話です。中学生のベタベタした恋愛ごっこが嫌いな私には、一巻に比べ、夏菜と俊介の仲が接近した感がするのは、ちょっと残念ではありますが、このレベルなら許容範囲。続く二巻でどうなるか、予断は許しませんが、このまま無事に高校に行って、二人には新しい出会いがあってほしい、そう思う今日この頃ではあります・・・てなワケ、ないか