「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
事故物件7日間監視リポート (角川ホラー文庫)
著者 岩城裕明 (著)
リサーチ会社を営む穂柄は、ある事故物件の調査を依頼される。7年前に妊婦が割腹自殺をした部屋だという。穂柄はそこにバイトの優馬を一週間寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで管...
事故物件7日間監視リポート (角川ホラー文庫)
事故物件7日間監視リポート
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
リサーチ会社を営む穂柄は、ある事故物件の調査を依頼される。7年前に妊婦が割腹自殺をした部屋だという。穂柄はそこにバイトの優馬を一週間寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで管理人室から監視するが…。【「TRC MARC」の商品解説】
読み憑かれたら、本を閉じて。ほら、後ろに……。
【ストーリー】
リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。そこは、7年前に妊婦が凄絶な自殺を遂げた事故物件で、事件後なぜか隣人たちも次々と退去し、現在はその階だけ無人の状態だという。期間は一週間。穂柄はバイトの優馬に部屋で寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで管理人室から監視することに。だが、そこで起きることは穂柄の理解を超えていて……。あなたの予想を裏切る、究極の超常(パラノーマル)ホラー。
【目次】
一日目
二日目
三日目
四日目
五日目
六日目
七日目
後日譚【商品解説】
目次
- 一日目
- 二日目
- 三日目
- 四日目
- 五日目
- 六日目
- 七日目
- 後日譚
著者紹介
岩城裕明
- 略歴
- 1984年生まれ。第6回講談社BOX新人賞優秀賞を受賞し、2009年『ようこそ、ロバの目の世界へ』でデビュー。14年『牛家』が第21回日本ホラー小説大賞が佳作に入選。他著作に『三丁目の地獄工場』『その花束は少年で出来ている』『煉獄ふたり』(いずれも講談社)がある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ホラー
2020/08/11 17:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぬえちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんか怖そうなタイトル
読み進めていくと、背後が気になるゾクゾク感
結末は思ったよりは怖くなくてちょっとあっけない感じ
紙の本
「何か」は本当に存在するのか。
2020/08/16 23:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作で最も評価すべき点は読みやすさだと思う。
主人公である穂柄の目線で物語が進んでいくため、読者は穂柄と同じ目線で恐怖や不気味さを、得も言われぬ不可解さ味わえる。
また、文体がいい意味で淡々としているため、ノンフィクションやルポルタージュを読んでいるようなリアルさも本作の魅力の一つだろう。
そして穂柄が管理人室で、バイトの人物の部屋の様子をカメラで監視するという設定が本作独自の緊迫感をもたらしていた。
リアルタイムで怪奇現象を目の当たりにするため、いつ何時自らの身にもその現象が訪れるか分からない怖さが良かった。
本作の前半部分は、事故物件に秘められた謎や怪奇現象の真相などが気になるあまり読む手を止められなかった。
しかしながら、物語の後半部分にかけて徐々に明かされていく真相には拍子抜けした。
前半部分が良かったため尚更落胆した。
事故物件に「何か」が存在するのかしないのか。
という曖昧な雰囲気や現象自体は個人的に好みなのだが、フィクションのホラー小説としてはもう少し怖さが欲しかった。
ホラーというジャンルに苦手意識はあるものの、ホラー小説に興味のある方などのホラー初心者向けの作品だ。