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紙の本
刺青・少年・秘密 改版 (角川文庫)
著者 谷崎潤一郎 (著)
谷崎潤一郎の初期代表作を集めた作品集。処女作「刺青」ほか、少年少女たちの倒錯した世界を描く「少年」、過剰な刺激と秘されたものに魅了された男を描く「秘密」など、耽美、サディ...
刺青・少年・秘密 改版 (角川文庫)
刺青・少年・秘密
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商品説明
谷崎潤一郎の初期代表作を集めた作品集。処女作「刺青」ほか、少年少女たちの倒錯した世界を描く「少年」、過剰な刺激と秘されたものに魅了された男を描く「秘密」など、耽美、サディズム、マゾヒズムが交錯する全8編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
舞台は江戸時代の下町。腕ききの刺青師・清吉の心には、人知らぬ快楽と宿願が潜んでいた。ある日ふとした折に見かけた娘の足。その娘こそ、彼が憧れる肌の持ち主だった。
1年後、偶然にもその娘が訪ねてきた。娘を麻酔薬で眠らせ、一心に女郎蜘蛛を娘の背中に刺し込む清吉。そして娘は――。谷崎潤一郎24歳の処女作「刺青」。
ガキ大将の仙吉と、良家の子息の信一、信一の姉、そして私。踏みつけたり、姉を縛り上げるなど、4人の少年少女の「遊び」は次第に過激なものとなってゆく。子供の倒錯した世界を描く「少年」。
普通の刺激に慣れ切った私は、女装をして浅草の街中を歩くことに悦楽を覚え始める。だが、映画館の貴賓席で、かつて暫く関係を結んでいたT女と出会い――。秘されたものに魅了された男を描く「秘密」。
耽美、サディズム、マゾヒズムが交錯し、それでいて格調高い物語の数々。著者初期の代表作8編を収録した短編集。
永井荷風による「同時代人の批評」を収録。【商品解説】
目次
- 刺青
- 少年
- 幇間
- 秘密
- 悪魔
- 続悪魔
- 神童
- 異端者の悲しみ
- 作品解説 綱淵謙錠
- 同時代人の批評 永井荷風
収録作品一覧
刺青 | 5−16 | |
---|---|---|
少年 | 17−64 | |
幇間 | 65−89 |
著者紹介
谷崎潤一郎
- 略歴
- 1886年東京生まれ。東京帝国大学国文科中退。1910年、第2次「新思潮」の創刊に関わり、同年「刺青」を発表。『痴人の愛』『卍』などの耽美主義的な作品で知られ、生涯で3度の『源氏物語』現代語訳を手がけた。1949年、第8回文化勲章受章。1964年に日本人で初めて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれる。1965年7月没。
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