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紙の本
准教授・高槻彰良の推察 8 呪いの向こう側 (角川文庫)
著者 澤村 御影 (著),鈴木 次郎 (イラスト)
帰省した尚哉は小学校時代の友人の涼と出会う。涼の兄の勤務先の小学校で「モンモン」という正体不明のお化けの噂が立ち不登校の児童も出ているという。その小学校は苦い思い出が残る...
准教授・高槻彰良の推察 8 呪いの向こう側 (角川文庫)
准教授・高槻彰良の推察8 呪いの向こう側
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商品説明
帰省した尚哉は小学校時代の友人の涼と出会う。涼の兄の勤務先の小学校で「モンモン」という正体不明のお化けの噂が立ち不登校の児童も出ているという。その小学校は苦い思い出が残る尚哉の母校で…。民俗学ミステリ、第8弾。【「TRC MARC」の商品解説】
年末、憂鬱な気分で実家に帰省した尚哉。複雑な気持ちを抱えながらも、父と将来の話を交わす。
翌日、散歩に出た先で、尚哉は小学校時代の友人の田崎涼と出会う。
何気なく民俗学研究室や高槻の話をすると、後日高槻の元に涼の兄から相談が。
勤務先の小学校で「モンモン」という正体不明のお化けの噂が立ち、不登校の児童も出ているという。
怪異大好きな高槻は喜ぶが、その小学校は苦い思い出が残る尚哉の母校で――。(第一章 押し入れに棲むモノ)
「幸運の猫」がいるという旅館に、泊まりがけで出掛けた高槻、尚哉、佐々倉。
何故かスキーをすることになり、大いに戸惑う尚哉だが、高槻と佐々倉に教えてもらい、何とか上手く滑れるように。
休憩所で宿泊客たちと歓談していると、うち一人が「昔会った雪女を探しに来た」と言い――?(第三章 雪の女)
夢で死者に会う!? 雪山で高槻と尚哉が見たものとは――。
異界に魅入られた凸凹コンビの民俗学ミステリ、未来を望む第8弾!【商品解説】
目次
- 第一章 押し入れに棲むモノ
- 第二章 四人ミサキ
- 第三章 雪の女
著者紹介
澤村 御影
- 略歴
- 神奈川県横浜市出身、在住。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を満場一致で受賞し、デビュー。同作はシリーズ化され1~3巻を数える。他の著作に「准教授・高槻彰良の推察」シリーズがある。キャラクター文芸界注目の作家。
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電子書籍
今後も目が離せない
2022/11/29 08:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
年末、憂鬱な気分で実家に帰省した尚哉。複雑な気持ちを抱えながらも、父と将来の話を交わす。翌日、散歩に出た先で、尚哉は小学校時代の友人の田崎涼と出会う。何気なく民俗学研究室や高槻の話をすると、後日高槻の元に涼の兄から相談が。勤務先の小学校で「モンモン」という正体不明のお化けの噂が立ち、不登校の児童も出ているという。怪異大好きな高槻は喜ぶが、その小学校は苦い思い出が残る尚哉の母校で――。(第一章 押し入れに棲むモノ)
「幸運の猫」がいるという旅館に、泊まりがけで出掛けた高槻、尚哉、佐々倉。何故かスキーをすることになり、大いに戸惑う尚哉だが、高槻と佐々倉に教えてもらい、何とか上手く滑れるように。休憩所で宿泊客たちと歓談していると、うち一人が「昔会った雪女を探しに来た」と言い――?(第三章 雪の女)夢で死者に会う!? 雪山で高槻と尚哉が見たものとは――。異界に魅入られた凸凹コンビの民俗学ミステリ、未来を望む第8弾!
この商品説明に入っていない第二章は「四人ミサキ」というタイトルで、小学校時代に仲の良かった女子4人グループの1人で予知夢を見るらしいミサキが病死し、その後しばらくして4人グループのもう1人が事故死し、3人目が「四人ミサキ」の絵を受け取り、4人目はまだ何も受け取ってないものの、「次は自分かも」と怯えて高槻に相談をしに来る話です。この話が一番『呪いの向こう側』というこの巻のタイトルに相応しいエピソードと言えます。
話運びからして、死んだミサキが「ずっと一緒にいよう」と子どもの頃にした約束を果たしに昔の友だちを道連れにしようとしている呪いのように思えます。3人のうちの1人はミサキと同じマンションなので小学校卒業以降もずっと近所付き合いがあったのですが、あとの2人は疎遠になってしまい、ミサキに対して後ろめたい罪悪感を抱いていたことが恐怖を増幅させてしまったようです。つまり、ネタバレになりますが、本物の怪異ではありません。
それに対して第一章と第三章は、本物の怪異で、特に第一章の押し入れに棲むものはかなりやばいもののようです。
もう1人の高槻彰良が登場する頻度が高くなっているようですが、その正体はまだ不明です。いつかその正体も解明されるのでしょうか?今後も目が離せませんね。
紙の本
もう一人の彰良は味方にもなってくれる…?
2022/11/28 07:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:showan - この投稿者のレビュー一覧を見る
この後、どうなるんでしょう…怪異の世界の扉の穴が少しずつ空いてきて、また、もう一人の彰良に短絡的になりつつある深町君。取り込まれないでと思いながら、もう一人の彰良が味方にもなりうる存在なのか…健ちゃんの強いサポート力にも期待しています。怪異の方々も、彰良たちとどう関わって味方についてくれるか、敵になるのか、いろいろな角度から、予想もできない状況に!
電子書籍
どれもひと癖
2024/04/23 06:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
押し入れ、四人ミサキ、雪の女、どれもコワクて、ひと癖あって、高槻准教授と深町くんが活躍します。この作品のいいところは、人物かき分けが、しっかりされているので、わかりやすいところですね。
紙の本
いつも通り
2023/06/11 13:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも通りの安定したクオリティ。
ですが、お話は今回も進んでいない。
もちろん、小さな要素の回収はされているし必要なのだろうけれど、いったいいつまで付き合えば天狗の話までいくのだろうかと思ってしまう。
まあ、天狗の話は有耶無耶になっても深町くんの成長物語だからと言われれば納得でもある。