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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/12/26
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/318p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-114432-9
読割 50
紙の本
火山に馳す 浅間大変秘抄
著者 赤神 諒 (著)
天明の浅間山大噴火で壊滅的被害を被った鎌原村。観音堂に避難した93人だけが生き残った。幕府から派遣された勘定吟味役の根岸九郎左衛門は残された村人で家族を作り、故郷を再建し...
火山に馳す 浅間大変秘抄
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商品説明
天明の浅間山大噴火で壊滅的被害を被った鎌原村。観音堂に避難した93人だけが生き残った。幕府から派遣された勘定吟味役の根岸九郎左衛門は残された村人で家族を作り、故郷を再建しようとするも、住民達の心の傷は大きく…。【「TRC MARC」の商品解説】
●東京新聞(2024年1月6日付)書評掲載(評者:理流)
●日経新聞(2024年1月25日付)書評掲載(評者:縄田一男)
●週刊現代(2024年1月27日号)書評掲載(評者:清原康正)
●山陰中央新報(2024年2月3日付)書評掲載
●上毛新聞(2024年2月18日付)新刊ガイド掲載
●小説現代(2024年3月号)書評掲載(評者:田口幹人)
●週刊文春(2024年3月7日号)書評掲載(評者:青木千恵)
天明の浅間焼け(大噴火)で土石流に襲われた鎌原村。村人の8割が死に、高台の観音堂に避難した者など93人だけが生き残った。現地に派遣された幕府勘定吟味役の根岸九郎左衛門は、残された村人を組み合わせて家族を作り直し、故郷を再建しようとするも、住民達の心の傷は大きく難航していた。出世頭の若き代官・原田清右衛門が進言するとおり、廃村と移住を選択すべきなのか、根岸は苦悩する。さらに幕府側にも不穏な動きが――。「故郷」と「生きる意味」を問い直す物語。【商品解説】
目次
- 序 木曽の暴れ川
- 第一章 なんかもん
- 第二章 咒 原
- 第三章 デーラン坊の涙
- 第四章 家族ごっこ
- 第五章 江戸のダイダラボッチ
- 第六章 形 見
- 第七章 祈 り
- 第八章 花 畑
著者紹介
赤神 諒
- 略歴
- 〈赤神諒〉京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、法学博士、弁護士。「大友二階崩れ」で日経小説大賞、「はぐれ鴉」で大藪春彦賞を受賞。ほかの著書に「妙麟」など。
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