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紙の本
ラーメンと愛国 (講談社現代新書)
著者 速水 健朗 (著)
大量生産・大量消費、マスメディア時代の到来、情報化社会…。20世紀の諸現象を日本がいかに受け入れてきたのかを、「ラーメン」というものさしを通して探る。ラーメンから現代史を...
ラーメンと愛国 (講談社現代新書)
ラーメンと愛国
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商品説明
大量生産・大量消費、マスメディア時代の到来、情報化社会…。20世紀の諸現象を日本がいかに受け入れてきたのかを、「ラーメン」というものさしを通して探る。ラーメンから現代史を読み解くスリリングな試み。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか? いまや「国民食」となったラーメン。その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。“工業製品”として普及したチキンラーメン、日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。
なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか?
いまや「国民食」となったラーメン。その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。“工業製品”として普及したチキンラーメン、日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。【商品解説】
目次
- 第一章 ラーメンとアメリカの小麦戦略
- 第二章 T型フォードとチキンラーメン
- 第三章 ラーメンと日本人のノスタルジー
- 第四章 国土開発とご当地ラーメン
- 第五章 ラーメンとナショナリズム
著者紹介
速水 健朗
- 略歴
- 〈速水健朗〉ライター、編集者。コンピュータ誌の編集を経てフリーランスとして活動。専門分野は、メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究など。著書に「自分探しが止まらない」など。
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題名からあくまでも「食べ物」に関する本と思って読み始めたが、むしろ終戦以降の日本の社会・政治・思想史を“ラーメン”を通じて読み解いた本という感じでした。
2016/12/07 10:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名からあくまでも「食べ物」に関する本と思って読み始めたが、むしろ終戦以降の日本の社会・政治・思想史を“ラーメン”を通じて読み解いた本という感じでした。そもそも、その起源を中国に発し、日本独特の食べ物ではない“ラーメン”が、今では日本を代表する食べ物みたいになっている不思議を、戦後の食糧援助物資としての小麦の活用法としての“ラーメン”、その後インスタントラーメンの創作によって一気に拡大したラーメン人気など、時代が明確に浮かび上がって来て実に興味深い。更に、国内では、札幌を起源とする“味噌ラーメン”ブームや、九州を発祥とするラーメンブーム、更にはその後に続く“ご当地ラーメン”などブームなどもその当時の時代背景との中で生き生きと描かれている。ただし、本書の最終目的である「ラーメンと愛国」について記述している終章は少々哲学的になりすぎてだれた感じでした。
著者は、鋭い感性を生かしたフリーラーターの道を辿っているようである。
電子書籍
オムニバス形式のラーメン論
2018/08/30 22:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラーメンについて色々論じているが、章ごとの内容がそれぞれバラバラで、全体としての軸がないように思う。章ごとオムニバスとして読んだ方がいい。