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紙の本
新しい中世 相互依存の世界システム (講談社学術文庫)
著者 田中明彦 (著)
【サントリー学芸賞(第18回)】冷戦の終焉、覇権の衰退、経済相互依存の進展は何をもたらすのか。移行期にある世界を独自の視点で分析。ヨーロッパ中世になぞらえた「新しい中世」...
新しい中世 相互依存の世界システム (講談社学術文庫)
新しい中世 相互依存の世界システム
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商品説明
【サントリー学芸賞(第18回)】冷戦の終焉、覇権の衰退、経済相互依存の進展は何をもたらすのか。移行期にある世界を独自の視点で分析。ヨーロッパ中世になぞらえた「新しい中世」の概念を駆って、ポスト近代の世界システムの構想に理論と実証で迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
冷戦構造の終焉、アメリカ覇権の衰退、経済相互依存の進展--。激変する情勢のただなかにある現代、我々はどこへ向かうのか。国境が薄れた「新中世圏」、なお国民国家たらんとする「近代圏」、秩序が崩壊した「混沌圏」に国々を分類、移行期にある世界を独自の視点で鋭く分析する、刺激的な論考。ヨーロッパ中世になぞらえた「新しい中世」の概念を駆って、ポスト近代の世界システムの構想に理論と実証で迫る。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第一章 冷戦とは何であったか
- 第二章 ポスト冷戦
- 第三章 アメリカの覇権とは何か
- 第四章 ポスト覇権
- 第五章 相互依存が進む世界
- 第六章 制度化する相互依存
- 第七章 現在の世界システムは「新しい中世」?
- 第八章 三つの圏域の相互作用
- 第九章 アジア・太平洋──「新しい中世」と「近代」の対決
著者紹介
田中明彦
- 略歴
- 1954年生まれ。東京大学教養学部卒業、マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了(Ph.D.政治学)。東京大学東洋文化研究所教授、同所長、東京大学副学長、独立行政法人国際協力機構理事長等を経て、現在、国立大学法人政策研究大学院大学学長。国際政治学者。専門は国際政治学、東アジアの国際政治。著書に『世界システム』『日中関係 1945-1990』『安全保障』『ワード・ポリティクス』『複雑性の世界』『アジアのなかの日本』『ポスト・クライシスの世界』等がある。
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激変する世界情勢を、世界の国々を3つに分類して考察した興味深い書です!
2020/03/19 10:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、現代の激変する世界情勢を独自の視点から分析した興味深い一冊です。著者は、同書の中で、世界の国々を、国境が薄れた「新中世圏」、今なお国民国家たらんとする「近代圏」、秩序が崩壊した「混沌圏」という3つのカテゴリーに分けて、その相互作用について分析を加えていきます。その際、ヨーロッパ中世を参照しつつ「新しい中世」という概念を持ち込んで、この現代世界を見ていきます。内容構成も、「第1章 冷戦とは何であったか」、「第2章 ポスト冷戦」、「第3章 アメリカの覇権とは何か」、「第4章 ポスト覇権」、「第5章 相互依存が進む世界」、「第6章 制度化する相互依存」、「第7章 現在の世界システムは<新しい中世>?」、「第8章 三つの圏域の相互作用」、「第9章 アジア・太平洋──<新しい中世>と<近代>の対決」、「第10章 日本は何をすべきか」、「補 章 9・11事件後の世界を読む」となっており、読み応えがある一冊となっています。