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紙の本
逃亡記 時代ミステリ傑作選 (講談社文庫 山本周五郎コレクション)
著者 山本周五郎 (著)
命を狙われる武士とそれを助ける女。男の素性と藩の権力闘争。その先には…。表題作「逃亡記」ほか、左官職人殺しと自首した女の探索をとおし、深川河岸の人々を鮮烈に描く「しじみ河...
逃亡記 時代ミステリ傑作選 (講談社文庫 山本周五郎コレクション)
時代ミステリ傑作選 逃亡記
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商品説明
命を狙われる武士とそれを助ける女。男の素性と藩の権力闘争。その先には…。表題作「逃亡記」ほか、左官職人殺しと自首した女の探索をとおし、深川河岸の人々を鮮烈に描く「しじみ河岸」など、江戸ミステリ全6篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
突如、命を狙われた武士とそれを助ける女。男が明かされた自らの素性と軍用金を巡る藩内の権力闘争。大きな渦に巻き込まれた武士は……。表題作にして名作「逃亡記」、南町奉行所を舞台に、左官職人を殺めた罪で投獄された女の取り調べを行うなかで浮かび上がる深川・しじみ河岸に生きる人々の姿を鮮烈に描く「しじみ河岸」など。市井に生きる人々の息づかい、生活、そして生き様を活写した名手の筆が光る江戸ミステリの傑作六篇。
突如、命を狙われた武士とそれを助ける女。男が明かされた自らの素性と軍用金を巡る藩内の権力闘争。大きな渦に巻き込まれた武士は……。表題作にして名作「逃亡記」、南町奉行所を舞台に、左官職人を殺めた罪で投獄された女の取り調べを行うなかで浮かび上がる深川・しじみ河岸に生きる人々の姿を鮮烈に描く「しじみ河岸」など。市井に生きる人々の息づかい、生活、そして生き様を活写した名手の筆が光る江戸ミステリの傑作六篇。 【商品解説】
目次
- しじみ河岸
- 改訂御定法
- 逃亡記
- 枕を三度たたいた
- 本所みぞれ河岸
- 夕靄の中
収録作品一覧
しじみ河岸 | 7−67 | |
---|---|---|
改訂御定法 | 69−134 | |
逃亡記 | 135−192 |
著者紹介
山本周五郎
- 略歴
- 1903年、山梨県に生まれる。本名は清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、銀座の質屋で奉公、後に筆名としてその名を借りることになる店主・山本周五郎の庇護のもと、同人誌などに小説を書き始める。1926年、「文藝春秋」に『須磨寺附近』を発表、文壇デビュー。その後、不遇の時代が続くが、時代小説作家として認められはじめる。戦中から戦後まで連載が続けられた『日本婦道記』(1942-1946)で直木賞に推されるが辞退。主な代表作に『樅ノ木は残った』(1958)、『赤ひげ診療譚』(1958)、『青べか物語』(1960)、『おさん』(1961)などがある。1967年、逝去。
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