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完本 太宰と井伏 ふたつの戦後
著者 加藤 典洋
「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。」(「ヴィヨンの妻」)四度の自殺未遂を経て、一度は生きることを選んだ太宰治は、戦後なぜ再び死に赴いたのか...
完本 太宰と井伏 ふたつの戦後
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完本太宰と井伏 ふたつの戦後 (講談社文芸文庫)
商品説明
「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。」(「ヴィヨンの妻」)四度の自殺未遂を経て、一度は生きることを選んだ太宰治は、戦後なぜ再び死に赴いたのか。井伏鱒二と太宰治という、師弟でもあった二人の文学者の対照的な姿から、今に続く戦後の核心を鮮やかに照射する表題作に、そこからさらに考察を深めた論考を増補した、本格文芸評論の完本。目次太宰と井伏 ふたつの戦後太宰治、底板にふれるーー『太宰と井伏』再説解説 與那覇潤
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紙の本
太宰と三島の自死には共通点があるという発想は新鮮だった
2021/12/18 18:22
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本として出版された「太宰と井伏 ふたつの戦後」に、講演録を追加して文庫化されたものだ。太宰の自殺の原因についてはずっと謎だった。それに一つの答えを与えられた気がする。太宰と三島の自死には共通点があるという発想は新鮮だった。