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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
斉藤八雲と御子柴岳人、二人が謎を解く心霊ミステリー 八雲が大学に入学してまもなく、晴香と出会う前の出来事 全三話。
初期の八雲シリーズのようなシンプルさ。八雲本編を未読でも楽しめると思います。
本編を読んでいる人には、映画研究同好会の部屋、寝袋、冷蔵庫、など八雲の標準装備を手に入れる過程が読め、晴香とのニアミスも楽しい。
御子柴とからむと八雲が振り回される事も多く、新鮮でした。
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八雲が、八雲が他人に振り回されてるーw
でも、御子柴ってここまでのキャラだったっけ?と思ったらこちらのシリーズを読み返したくなっちゃった。
大学に入ったばかりの八雲が御子柴と出会う一編目から、御子柴の過去に迫る最終話まで、2人の掛け合いが楽しかった。
出会う前の彼女もほんのかすかにだけど登場して嬉しかった。まだ八雲にはなんの意味もない存在だけど、こういうふうにすれ違ったことがあったのか、というのが見られてよかった。
特装版付録のショートストーリーも、微笑ましくてよかった。御子柴って猫好きなのか♪
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特装版と通常版の表紙を見比べて楽しむことも出来て良かった。
特装版のSSも八雲と御子柴のやり取りが面白くて、一気に読んでしまった。
本編はいつものように短い物語から最終的に大きな真実が見えてくるものでワクワクしながら読むことが出来た。御子柴の過去も見えてくる話で興味深いものばかりだった。
心霊探偵八雲を一から読み返すのとともに、確率捜査官の方も読み返そうと思う。
2021/12/19 13:35:14
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心霊×数学。八雲に御子柴が絡み心霊現象を検証するために事件にも関わっていく。
八雲と御子柴、ありえない話では無かったけど、ガッツリ絡む話が実現するとは。
本編終了後、こうして番外で新作が読めるのはファンとして喜びが隠せない。
八雲が主人公となって八雲目線で語られ、八雲の心理が読めるのは新鮮だった。
御子柴が子供みたいに駄々を言うのを八雲が冷静にツッコむのも新鮮だった。
晴香がモブキャラとしてちょくちょく名前が出るのも嬉しかった。これから出会うのを思うとグッとくる。
今回も八雲ワールドを存分に楽しませてもらいました。
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心霊探偵シリーズの八雲と確率捜査官シリーズの御子柴岳人の共演。心霊×数学という相容れなさそうなコラボが実現。
確率捜査官シリーズ、読んだのは一作目のみだけれど、御子柴が八雲と同じ大学設定だとは知らなかった。
物語は八雲が大学に入学してから数ヶ月、ある出来事をきっかけに、八雲に幽霊が見える可能性に行き着いた御子柴は幽霊の存在の有無を検証するため、八雲と一緒に心霊事件に挑む。短編3編。
以前読んだ時は御子柴の子供っぽくて自己中心的なキャラに馴染めなくて、それ以降読んでいなかったけれど、今作で少し印象が変わった。数学にしか興味がない変人と思いきや、数学という独特な観点から物事を見ているだけで、周りに興味がない訳ではないようだ。その証拠に、鋭い洞察力で事件解決の手助けをする。
それでも基本的には我儘な御子柴。そんな御子柴に振り回されている八雲の姿が珍しくて新鮮だった。
時間軸としては、八雲シリーズ本編開始の少し前。八雲はまだ晴香と出会っていない頃だけど、ちょこちょこニアミスするところが楽しい。
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本編より前
八雲が大学生になってすぐ
他シリーズの御子柴先生と関わる事になった話から
真面目に話している2人の会話が漫才の様になるのは面白い
バイアスに囚われない御子柴先生との出会いが八雲にいい影響を与えたようで良かったです
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御子柴と八雲のコラボ短編は前に何かで読んでいた気がする。御子柴はこの作品だと大学生になりたての八雲に良い影響を与えたいい大人に思えるが、結構とんでもない人だったような…。
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「思考のバイアス」
前提が間違っていた。
自分にしか見えない者だからこそ全ての事柄と繋げてしまいそうだが、そのせいで思考が偏るのは問題だな。
自意識過剰なのは勝手な事だが、相手が嫌がっている事にも気づかず続けるのは迷惑極まりないな。
「魂の素数」
本当に参加していた。
そういう雰囲気がしていたとはいえ、皆が違和感なく参加している者に気付かずいるなんてあるのだろうか。
真相を知った時の反応は各々違うだろうが、予想とは全く異なる衝撃的な答え合わせになるだろう。
「呪いの解法」
開かずの間の秘密は。
何かしら確証を得る事柄があったのかもしれないが、人一人の人生を狂わせるのだから慎重にすべきだろう。
真相を知った時に自身の中で解決しようとしたが、無理だったから起こした事なのかもしれないな。
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シリーズ最初の3短編、思考のバイアス、魂の素数、呪いの解法。霊が見える八雲、大学入学を機に他人とは関わらないようにしようとするも、感情を排除した究極のロジカルシンキング准教授・御子柴から霊に関わる事件に強引に引き込まれる。
ユニークなキャラ二人、『准教授・高槻彰良の推察』と似てるなと思いました。
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晴香と出会う前の八雲と御子柴准教授のコラボ!
といっても御子柴シリーズは一冊も読んだことがないのだが、八雲の操作に対する理念、バイアスをかけずにあらゆる角度から考える思考法は御子柴からのインスピレーションなのか。
出会う前だから全然認知していないけど物語の節々に晴香が登場するたびに、やはりこの二人は出会うべくして出会った運命共同体なのだとニヤつくきもい自分。そうだ八雲シリーズを読む私はそういえばキモかった。
短編3つに対し、わりとシンプルな事件。シンプルな動機。単体のミステリーとしてはそこまでってかんじ。また八雲シリーズ再読したくなったな、御子柴の方も試してみるか。
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最初読む前はこの二人は相性良いんだろうな~と思っていたが、話を読むとどちらかといえば水と油のような相性でありながらもそう断言できないような関係性が良かった。
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八雲が大学入ってまもなく、御子柴先生の部屋に回収したレポートを提出に行き、二人の交流が始まる。似たもの同士だと思っていたけど、御子柴先生の方が自由奔放に感じられるのは八雲目線で語られているからかな。
短編が時間切れずに流れる感じで3つ読めました。
呪われたぬいぐるみが部屋に戻ってくる謎
神社で肝試ししていたら人が消えた謎
殺人起こった部屋に二人で行ったら幽霊出て一人倒れた謎
幽霊を使っているということもあり、やや強引か?と感じる展開もあるものの、いつもながらにキャラクターが良く動いていて、面白かったです。晴香に会う前の話なのですが、チョイ役でポツポツ出てくるのが八雲ファンとしては嬉しかったかな~。
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このコラボは面白い!
前に確率捜査官のところで八雲が出てきた時にいつか、、、て期待してたから面白かった。
続きが出そうなので楽しみです♪
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購入後に知ったけど、これは八雲シリーズと確率捜査官御子柴岳人シリーズのクロスオーバー?コラボ?なんだ。
どちらも知らないまま初見がこの作品でした。笑
神永学先生の作品は山猫をドラマと文庫本で少し知っていたくらい。
3つの話が収録されていて、八雲くんと御子柴先生の出会いから面白くてどんどん読み進めた。
八雲くんは一匹狼らしい斜に構えた感じがして、御子柴先生はもっとクールな感じかと思ってたのに子どもっぽいところがあって八雲くんに対して遠慮が無さすぎて、いい意味でギャップだった。笑
八雲くんの人と関わらない過去の理由だったり、3つめの話で触られた御子柴先生の過去だったりと、気になる部分も出てきて、これはそれぞれの小説で語られるのかな?
ミステリは3つともテンポよく進んで、八雲くんと御子柴先生のやり取りも面白くてあっという間に読み終えた。
「心霊探偵八雲」を読み始めた最初の物語で、御子柴先生から図霊が起こした出来事だと"バイアスがかかってる"って指摘されたことが驚きで、読者にもバイアスがかかってたことを思わせられて、これもコラボ作品ならではなのかなと感じた面白ポイントだった。正に数学的視点と霊視の2つの視点から事件を見ていてすごく面白かった。
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'23年7月30日、Amazon audibleで、聴き終えました。久しぶりの、神永学さんの小説。
「八雲」シリーズも、結構久しぶりでした。なんだかシリーズの途中で飽きて(失礼!)しまって…何冊も積読状態でしたが…持っていない本作がaudibleにあったので、聴いてみました。
楽しかった!しかも、御子柴先生も登場!なんだか、フィレオフィッシュを買ったら、チキンナゲットまで付いてきた!的な…( ꈍᴗꈍ)ハハハ!
本作をキッカケにして、積読状態の神永作品、また行ってみようか…と思わせる、安定の面白さでした!