「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/04/19
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/277p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-386670-5
読割 50
紙の本
カンヴァスの恋人たち
著者 一色 さゆり (著)
80歳の女性画家、ヨシダカヲルの個展を担当することになった学芸員の貴山史絵。ふたりが心を通わせたとき、ヨシダが語るのは、秘められた愛についてだった。人を愛することの切なさ...
カンヴァスの恋人たち
カンヴァスの恋人たち
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
80歳の女性画家、ヨシダカヲルの個展を担当することになった学芸員の貴山史絵。ふたりが心を通わせたとき、ヨシダが語るのは、秘められた愛についてだった。人を愛することの切なさと歓びを描く。【「TRC MARC」の商品解説】
私は、幸せになるために芸術をやるんです。
碧波市の美術館に勤める学芸員の貴山史絵は、80歳の女性画家、ヨシダカヲルの展覧会を担当することになる。ヨシダは美術業界から一線を退いたあと、山奥のアトリエでひとり絵を書き続けていた。担当になった史絵は、東京で働く恋人との将来や、職場での人間関係、学芸員としてのキャリアに悩んでいた。今ではほとんど無名と言っても良いヨシダの展覧会開催に疑問を抱く史絵だったが、ヨシダとの交流を重ねるうちに、その不思議な魅力と、ひとり筆をにぎりつづける生き方に魅了され、自身も次第に変わり始める。
展覧会の準備に奮闘する一方で、史絵はヨシダの過去が気掛かりだった。一時は戦後の女性画家として名を上げていたにもかかわらず、なぜ表舞台から消えてしまったのか。ふたたび絵を描き始めるまでの空白の10年間に何があったのか。ふたりが心を通わせたとき、ヨシダが語るのは、秘められた愛についてだった――。
【編集担当からのおすすめ情報】
2015年、第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビューした著者が学芸員を主人公に、現代を生きる女性たちのリアルな悩みを描いた渾身の一冊です。
学芸員のお仕事や、展覧会が開催されるまでの美術館の様子にも注目です!
【商品解説】
著者紹介
一色 さゆり
- 略歴
- 〈一色さゆり〉京都府生まれ。香港中文大学大学院修了。「神の値段」でこのミステリーがすごい!大賞を受賞。ほかの著書に「ピカソになれない私たち」「光をえがく人」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
世代を超えた女性の生き様
2023/07/02 16:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
80代画家の企画展を担当することになった30代学芸員。画家の人となりを知るうちに自分の生き方についても考えるようになります。
仕事のやりがいと職場の人間関係、仕事と結婚、出産のリミットなどなど、女性が迫られる選択が浮き彫りにされていきます。
恋人や同僚上司といった男性陣が腹立つキャラです。が、男性も大変なんだと広い心で読みましょう(笑)