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商品説明
定年を迎えた矢先の出来事だった…。わずか6ミリの影が妻を襲う。1年半にわたる闘病生活、自宅での看取り、その後、押し寄せてきた絶望感、そして立ち直るまでの道のり−。がん専門医である著者が自らの体験を赤裸々に綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
垣添 忠生
- 略歴
- 〈垣添忠生〉1941年生まれ。東京大学医学部医学科卒業。国立がんセンター病院名誉総長。財団法人日本対がん協会会長、財団法人がん研究振興財団理事。著書に「前立腺がんで死なないために」など。
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書店員レビュー
国立がんセンターの...
ジュンク堂書店岡山店さん
国立がんセンターの名誉職となり、安らかな余生を送るはずだった筆者から、隣にいてくれるはずの妻を奪い去って行ったのは、自らが長年研究してきた“がん”でした。
一度は自死すら考えた筆者の、深い悲しみと再生までをつづったドキュメントです。
別れまでの過程に違いはあっても、同じような境遇に陥る人は多いかもしれません。当たり前だった日常や、夢見ていた明日を突然断ち切られる……生きている限り、そんな可能性から逃れることはできません。
しかし、そこで歩みを止めてしまうことなく、与えられた時間を懸命に生きていくことこそ、残されたものの務めなのかもしれません。
半生を医療に捧げ、数多くの別れを見てきた筆者だからこそ書けた、温かなメッセージと言えるでしょう。
自然科学担当 加藤